株式会社アイロバと株式会社スリーシェイクは、セキュリティサービスのセットプラン提供を開始しました。この提携により、アイロバのクラウド型WAFサービス「BLUE Sphere」とスリーシェイクの自動脆弱性診断ツール「Securify」を組み合わせることで、企業のセキュリティ対策をワンストップで実現します。
「BLUE Sphere」は、サイバー攻撃からWebサイトを多層防御することができるクラウド型WAFサービスです。サイバー攻撃(ゼロデイ攻撃)による被害を防ぐ、WAF/DDoS防御/改ざん検知/DNS(ハイジャック)監視など、必要不可欠なセキュリティ対策を提供しています。また、SSLやサイバーセキュリティ保険も付帯しており、オールインワンのセキュリティサービスとなっています。
一方、「Securify」は、攻撃者視点でのセキュリティ診断を手軽に社内で実施できる自動脆弱性診断ツールです。SaaS、Webメディア、Webアプリケーション、ネットワークのセキュリティまで、幅広いセキュリティ領域の課題に対応する包括的なソリューションを提供しています。
今回のセットプランでは、「Securify」を用いて脆弱性を可視化し、「BLUE Sphere」によって攻撃を防御することで、セキュリティ対策を効率的に行うことが可能になります。
アイロバとスリーシェイクは、今後も連携を強化し、より効果的なセキュリティ対策の普及を目指していくとしています。
「BLUE Sphere」と「Securify」の連携によるセキュリティ強化
「BLUE Sphere」と「Securify」のセットプランは、以下のようなメリットがあります。
脆弱性診断から防御までをワンストップで実現
攻撃者視点でのセキュリティ診断と、Webサイトの多層防御を組み合わせることで、より強固なセキュリティ対策を構築
継続的なセキュリティレベルの向上
アイロバとスリーシェイクは、企業のセキュリティ対策を強化し、安全なデジタル社会の実現に貢献していくことを目指しています。
「Securify」の3つの機能
「Securify」は、以下の3つの機能を提供しています。
「Securify WordPress診断」: WordPressの設定を評価し、セキュリティ向上を実現します。
「Securify Webアプリケーション診断」: Webアプリケーションの脆弱性を評価し、継続的なセキュリティテストを実現します。
「Securify SaaS診断」: SaaS上のドライブ内ファイルの公開設定状況を可視化し、情報漏洩管理の向上を実現します。
株式会社アイロバについて
株式会社アイロバは、サイバーセキュリティ事業、クラウド事業、データセンター事業、専用線事業などを展開しています。
株式会社スリーシェイクについて
株式会社スリーシェイクは、ITインフラ領域の技術力に強みを持つテクノロジーカンパニーです。SREコンサルティング事業「Sreake」やクラウド型データ連携ツール「Reckoner」など、様々なサービスを提供しています。
アイロバとスリーシェイクによるセキュリティサービスのセットプラン提供は、企業にとって大きなメリットがあると言えるでしょう。従来は、脆弱性診断と防御を別々のサービスで実施していた企業も多く、セキュリティ対策の効率化やコスト削減が課題となっていました。しかし、今回のセットプランでは、両社のサービスを組み合わせることで、これらの課題を解決することが可能になります。
「Securify」は、攻撃者視点でのセキュリティ診断を行うことで、潜在的な脆弱性を早期に発見し、対策を講じることができます。「BLUE Sphere」は、多層防御によって、Webサイトへのサイバー攻撃を防ぎます。これらのサービスを組み合わせることで、企業はより強固なセキュリティ体制を構築することができます。
また、今回の提携は、セキュリティ業界における新たな連携モデルとして注目されます。近年、サイバー攻撃はますます巧妙化しており、企業は高度なセキュリティ対策が求められています。このような状況において、異なる専門分野を持つ企業が連携することで、より効果的なセキュリティ対策を実現することが可能になります。
今後、アイロバとスリーシェイクがどのような連携を深めていくのか、注目していきたいです。