金沢に誕生した新たな宿泊施設『アマネク金沢』
2022年8月15日、石川県金沢市にグランドオープンしたホテル『アマネク金沢』。このホテルは、日本のホテルとして初めて、ロビーに高さ70cmを超える迫力のある「加賀獅子頭」を設置しています。「加賀獅子頭」は魔除けや厄除けとして知られ、加賀400年の伝統を引き継ぐ二代目彫刻家である知田清雲によって彫り上げられたものです。この荘厳な姿がロビーで訪れる人をお迎えします。
地域の伝統工芸品が随所に
『アマネク金沢』では、ロビーやエントランスに加賀友禅や九谷焼などの金沢の伝統工芸品が20点以上展示されています。これは、金沢の伝統工芸品のプロデューサーである若岡和奏氏の協力によるもので、今後も定期的に展示内容を変更して、地域のアーティストの作品をギャラリーのように楽しむことができる計画です。また、スーベニアショップでは、展示作家の作品も含め石川県の工芸品を販売し、宿泊客がその魅力を体に取り込むことができます。
ウェルカムドリンクで地域の味を楽しむ
到着したお客様には、ウェルカムドリンクとして金沢で親しまれる「加賀棒茶」と、地元の「加賀野菜」を使ったデトックスウォーターの2種類を用意しています。また、客室においては、九谷焼の急須でじっくりと加賀棒茶を楽しむことができる贅沢もあります。このように、宿泊客が金沢の伝統と文化に触れながら、落ち着いた時間を過ごせる工夫が成されています。
地元名店とのコラボ企画も充実
さらに、ホテルから徒歩2分の場所には昭和2年に創業された金沢おでんの名店「赤丸本店」があり、事前予約制の食事プランを提供しています。このプランにより、宿泊客は並ぶことなく、地元の名店の味を楽しむことができます。
『アマネク金沢』は、ただの宿泊施設ではなく、金沢の文化体験を可能にする特別な場所です。地域の歴史や伝統を感じながら、心身共にリフレッシュできるこの旅の拠点は、北陸の中心都市金沢を満喫するのに最適です。訪れる人には、単なる観光以上の体験が待っています。
アマネク金沢の基本情報
- - 所在地: 石川県金沢市片町二丁目25番17号
- - 敷地面積: 1,226.82平米(371.11坪)
- - 延床面積: 7,246.17平米(2,191.97坪)
- - 構造規模: S造地上12階
- - 客室数: 200室(ダブル:40室、ツイン:160室)
『アマネク金沢』では、地域活性化をテーマにした新たなホテル体験が提供されており、訪れるすべての人に金沢の魅力を感じてもらうための取り組みが進められています。ぜひ一度、特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。