メルク、シンガポールにおけるバイオセーフティ試験ラボを拡充しサービス強化
メルク、シンガポールのラボ拡張でバイオ医薬品試験サービスを強化
2026年8月11日、シンガポールにて、ドイツのメルクがアジア太平洋地域向けのバイオセーフティ試験サービスを拡充することを発表しました。その目的は、地域のバイオ医薬品企業のニーズに応えることです。
バイオセーフティ試験は、新薬の開発および製造過程に欠かせないプロセスであり、これにより医薬品の安全性や有効性が保障されます。この拡張は、メルクが75年以上にわたり培った専門知識に基づいており、地域の成長するバイオ医薬品市場に向けて、高品質な受託サービスを提供するための大きなステップです。
メルクのアドバンスト・ソリューションズ事業のグローバル責任者、パオロ・カルリ氏は、「BioReliance®の試験能力を地域に合わせることで、バイオ医薬品の製造過程がスムーズになり、開発期間短縮や業務効率の向上に貢献します。今回の拡張は、業界屈指のバイオセーフティ試験サービスを提供するためのメルクの明確な意義を示している」と述べています。
新たに拡張されるシンガポールのラボでは、初めて細胞株特性評価サービスやGMP準拠の次世代シーケンシングを行い、迅速なウイルス検出を可能にするBlazar®と呼ばれる独自のプラットフォームも活用されます。これにより、企業は動物実験を行わずに試験を実施できるため、持続可能な開発への移行を後押しします。
シンガポール経済開発庁のゴー・ワンイー氏も、「メルクの拡張は、シンガポールや周辺地域のバイオ医薬品企業に世界水準の試験サービスを提供し、エコシステムの強化につながる」と期待感を示しています。地域内人材が新たなスキルを培い、患者に革新的な治療法を提供できる基盤が築かれるでしょう。
2018年に開設が始まったシンガポールのBioReliance®ラボは、拡張後に1,000平方メートルを超える規模になります。この拡張は、アジア太平洋地域のライフサイエンスエコシステムの成長を支援し、科学的進歩を加速させる重要な一歩です。この新たな試験サービスを通じて、日本国内のバイオ医薬品企業にとっても、地域内で全ての試験を行える選択肢が広がります。
メルクの企業としての哲学
メルクは、ライフサイエンス、ヘルスケア、エレクトロニクスにおいて、世界的に注目されるサイエンス&テクノロジー企業です。約62,000人の従業員が、持続可能で楽しい生活を実現するために日々研究を重ねています。ゲノム編集技術の発展から、様々な疾病に対する独自の治療法の開発、デバイスの進化まで、多岐にわたり取り組みを行っています。
メルク株式会社は、日本国内においても1968年からの歴史を有し、ライフサイエンスに関する豊富な製品とサービスを提供しています。この企業は、科学への情熱と企業家精神を根底に置き、創業以来成長し続けているのです。メルクに関する詳細は公式サイトでご確認ください。
会社情報
- 会社名
-
メルク株式会社
- 住所
- 東京都港区麻布台1-3-1麻布台ヒルズ森JPタワー26階
- 電話番号
-
03-4316-8000