境町の子どもたちが描く未来 - 第2回さかいまち国際児童画展
茨城県境町にて、2024年11月30日(土)、第2回さかいまち国際児童画展の授賞式が盛大に催されました。これは、境町のアートのまちづくりの一環として、地域の子どもたちと、境町と交流のある海外の子どもたちが参加するイベントです。
今回の展覧会では、2024年7月1日から9月2日までの期間に、国内外から1,199点という多くの作品が寄せられました。審査は10月に行われ、5名の専門審査員により、金賞2作品、町長賞2作品、特別賞1作品を含む140点の入選作品が選ばれました。
授賞式には、入選した90名の子どもたちと、その家族270名が出席し、子どもたちの努力と才能を祝い合いました。 今回は、入選作140点は、12月18日から翌年2月24日までS-Gallery粛粲寶美術館で展示されることも決定しています。この展覧会を通じて多くの人々が、子どもたちの視点で描かれたユニークな作品に触れることができる機会となります。
受賞作品の紹介
大賞受賞作品
1.
金久保 旭冴(境町)
- 「ぼくの大すきなせかいのカブト虫とクワガタ虫」
この作品は、作者が幼いころからの好きな昆虫たちを彩り豊かに描いたもので、子どもの力強い表現力が際立っています。
2.
MARICIA-MAE MCSHANE(ホノルル市)
- 「Pencil and Paint」
ホノルルからの参加作品で、筆と色を用いた表現が見事。子どもらしい自由な発想が評価されました。
町長賞受賞作品
1.
橋本 芽依(境町)
- 「Diversity World」
多様性をテーマにした作品で、色とりどりの人物たちが共存する姿が描かれています。作者のメッセージが強く伝わってきます。
2.
ELIANA TURNER(ホノルル市)
- 「Night of Japan」
日本の夜をテーマにした美しい情景が描かれた作品で、異国の視点から見える日本の魅力が感じられます。
特別賞受賞作品
- 「利根川大花火大会」
大花火大会の華やかさを見事に表現した作品で、迫力ある色使いと構図が印象的です。
今回の展覧会を通じて、多くの方々が子どもたちの小さな手によって描かれた大きな夢や願いに触れることができることを願っています。地域の未来を担う若いアーティストたちの才能を、ぜひ支持していきましょう!