名古屋発！南山大学の学生が飲食業を救うプロジェクト始動

名古屋市に拠点を置く南山大学の学生による「好生館プロジェクト」が、コロナウイルスの影響で困難を極める地元の飲食業を支援する新たな取り組みを始めました。このプロジェクトは、学生たちが実際にビジネスに携わり、業界の課題を解決することを目指したものです。

問題背景：コロナ禍での飲食業の苦境

新型コロナウイルスの影響により、多くの飲食店が営業の制限や感染症対策のための多大な影響を受けています。特に緊急事態宣言や外出自粛要請により、飲食業界は事業の継続が困難な状況に追い込まれているのが現実です。

好生館プロジェクトでは、地域企業と連携し、これまで多様なビジネス課題解決策を模索してきましたが、今回は特に飲食業への支援に焦点を当てます。

新たな取り組み「CAFÉ DESK」

今回、新設されたサテライトオフィスサービス「CAFÉ DESK」は、名古屋市東区にある「産直イタリアン酒場 CHIKUSA GRILL」をモデルケースとして実施されます。この大型店舗では、250席以上の広々とした空間を利用し、感染防止策も万全に整えられています。

このスペースを有効活用することで、飲食事業者はコロナ禍でも事業を続けることができ、利用する企業にとっては、オフィスの維持費を抑えつつ快適な業務空間が確保できるメリットがあります。テレワークを含む新たな働き方を促進する試みです。

サービスの利点

- 感染症対策万全：良好な換気とスペース確保により、安全に利用可能。
- リラックスした環境：ドリンクサービス付きで、従業員の生産性を向上。
- 交通の便が良い：名古屋市営地下鉄「千種駅」から徒歩30秒とアクセスも便利。

参加企業の声

大和グラビヤ株式会社の鈴木社長は、「仕事と仕事の合間に利用できるカフェとして、静かで集中できる環境が整っていることが特に助かっています」とコメントしています。また、好生館プロジェクトの代表である横井社長は、「地域の飲食業を守りたいという思いで、地域貢献を実現する新たな形を模索しています」と語っています。