女性支援を見つめ直すオンラインセミナーが開催されます - 声を届けよう!

「これからの女性支援のあり方 ― 制度と現場をつなぐ視点から」



2023年11月26日(水)、女性の支援に関する重要なオンラインセミナーが行われます。主催は公益財団法人パブリックリソース財団で、共催は認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべです。このセミナーでは、女性が直面する経済的困難に焦点を当て、制度や支援の具体的な在り方を探求します。

女性支援の現状


女性の非正規雇用の割合は驚くべきことに半数を超え、特に単身世帯の女性は、経済的に困窮している割合が高まっています。特に高齢女性やシングルマザーは、コロナ禍において職を失ったり、収入が減少したりするケースが増加しました。そのため、相対的貧困状態にある女性が増加し、経済的な社会的な支援が急務となっています。

また、家庭内での暴力やDVの相談件数も増加しており、女性が直面する問題が多层的であることが明らかにされています。生活の基盤が脅かされる中で、このような問題に対してどのように支援を行うかが問われています。

セミナーの趣旨と目的


本セミナーは、こうした女性支援の現状を深く理解し、解決策を模索することを目的としています。基調講演として、有本晃子氏(兵庫県担当者)が「兵庫県の女性支援の取組について」報告し、行政視点からの変化を示します。また、正井禮子氏による現場の視点からの講演も行われ、具体的な支援内容や課題について議論されます。

実行団体とその取り組み


女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべは「六甲ウィメンズハウス」を拠点として、女性や子どもの人権を保証し、彼女たちが安心して生活できる環境を提供しています。今回のプロジェクトでは、居住支援や生活再建のための多層的なアプローチが提案され、収入面の支援や就労支援も含まれています。

パネルディスカッション


セミナーの後半には、パネルディスカッションも予定されています。現場での経験を持つ専門家たちが参加し、「現場と制度のギャップをどう埋めるか」というテーマに基づく議論が交わされる予定です。これによって、現行の制度から実際の支援現場までの接点が明らかにされ、参加者にとって有益な洞察が得られるでしょう。

参加方法


セミナーはオンラインで行われ、参加は無料です。事前に申し込みが必要です。
お申し込みは以下のリンクからできます。

お申込みフォーム

このセミナーに参加することは、困難な状況にある女性たちの現状を知り、支援の手を差し伸べる第一歩となります。多くの方の参加をお待ちしております。

会社情報

会社名
公益財団法人パブリックリソース財団
住所
東京都中央区入船2丁目3−6細矢ビル3階
電話番号
03-5540-6256

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。