無電化村と明かり
2025-12-18 15:07:24

エチオピアの無電化村に明かりを届ける取り組みを紹介

エチオピア無電化村の明かりを取り戻す



12月、街のあちこちがクリスマスイルミネーションで彩られ、私たちは日常的に多くの電力を使用します。この時期、日本では「地球温暖化防止月間」として、エネルギーの使用方法や日常生活の見直しが促されています。これに合わせて、生活協同組合のパルシステムが展開する「ライトダウンキャンペーン」が注目されています。

このキャンペーンの目的は、不要な電気を消すことや照明の明るさを抑えることなど、節電行動を促進することです。参加者がキャンペーンに参加することで、パルシステムからADRA Japanに対して寄付が行われ、自らの行動が他の地域の人々の生活を支える手助けとなります。具体的には、アクションごとに10円が寄付され、投稿1件につき100円が寄付される仕組みになっており、上限は30万円です。

無電化村での生活の現状



このキャンペーンを通じて集まった寄付金は、無電化地域の人々にソーラーランタンを届けるために使用されます。アフリカのエチオピア・アファール州には、電気が届かない地域が多く、夜は真っ暗な状態です。灯油のランプを使用する場合も多く、その費用が家計に負担をかける一因となっています。しかも、燃焼時に発生するススは、呼吸器系に悪影響を及ぼすため、安心して使用することが難しい状況があります。

このような環境の中で、ソーラーランタンの一つが持つ意味は非常に大きいです。夜に明るい光があることで、子どもたちは宿題をすることができ、大人は家事や農作業の準備を進めることが可能になります。さらに、夜間にトイレへ行く際の不安も軽減され、より安全な生活を送ることができます。

明かりの意義と行動への呼びかけ



日本とエチオピア、この二つの地で明かりが持つ力が共通していることは、健康や尊厳を保つためには欠かせない存在だということです。この機会に、私たち自身の電気の使い方やその重要性について考えることが大切です。それぞれの行動が他の人々を助け、生活を変える力に繋がります。

参加方法



パルシステムの「ライトダウンキャンペーン」には、2025年12月1日から2026年1月11日まで参加できます。詳細はこちらのリンクから確認してください。

また、ADRA Japanにも寄付をすることで、1口2,500円でソーラーライトを無電化村に贈ることが可能です。寄付ページはこちらです。ぜひ皆さんの温かいご支援をお願いいたします。


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会社情報

会社名
認定特定非営利活動法人ADRA Japan
住所
東京都渋谷区神宮前1-11-1
電話番号
03-5410-0045

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