患者からのサプリメント相談、薬剤師の役割と実態調査
株式会社EPファーマラインが主催した薬剤師向けセミナーでは、参加者を対象にサプリメントや健康食品に関する相談についてのアンケート調査が行われました。この調査からは、薬剤師が日常的にどのように患者と接し、どのような相談を受けているのかが浮き彫りになりました。特に、サプリメントに関する悩みは非常に多岐にわたることが明らかです。
調査概要
今回の調査は、全国の20代から70歳以上のセミナー参加者を対象に、2441件の回答が得られました。患者が抱えるサプリメントや健康食品の相談内容や、それに対する薬剤師の対応についての課題が明らかになったのです。
高頻度で相談が寄せられる実態
調査結果によると、回答者の約98%が患者からサプリメントや健康食品について相談を受けた経験があると回答。その中でも、77%が月に1回以上相談があると答え、薬局等での相談が日常的に生じていることが示されています。これは、医療現場における健康補助食品に対する関心が非常に高まっている証でもあります。
相談内容の詳細
最も多かった相談内容は、「医薬品との飲み合わせ」で、2971名の薬剤師がこの相談経験を持っていました。次いで「効果・効能」に関する質問や「安全性」、「摂取量やタイミング」といった、専門知識を要する内容が多く寄せられています。
このことから、患者がサプリメントを服用する際、医薬品との併用に強い不安を感じていることが伺えます。このため、薬剤師がしっかりと把握しなければならない場合が多いのです。
また、これらの相談は個々の健康状態によって異なるため、パーソナライズされた対応が求められています。
多い相談に上がるサプリメント・健康食品
患者から特に相談を受けるサプリメントは、「ビタミン・ミネラル系」で、最も多くの回答がありました。このカテゴリーでは1550件の回答があり、次いで「生活習慣病予防系」、「整腸・腸活系」、「美容系サプリメント」の順で続いています。この結果からは、多くの人々が日常的に健康維持を目的としたサプリメントを意識的に取り入れていることがわかります。
薬剤師が参考にする情報源
薬剤師が患者の相談に対して回答する際に最も多く利用している情報源は「メーカー提供の資料」で、これは1604件の回答がありました。自身の経験や過去の事例にも多くの回答が寄せられ、信頼性の高い情報源が求められていることが浮き彫りとなりました。ここで重要なのは、正確かつ迅速に情報に基づいてアドバイスをするための体制を整える必要があるということです。
薬局での求められるサポート
最後に、薬剤師が相談に応じる際に「あると助かる」と感じるサポートは、多くの回答が寄せられた「情報がまとまったWebサイト」でした。その次に多かったのは「メーカー提供の資料」や「メーカーの問い合わせ窓口(電話)」と続き、製品に関する詳細情報を迅速に確認できる手段が求められています。
この結果からは、薬剤師が患者に対し迅速かつ的確な情報提供ができるための環境づくりがますます重要であることが分かります。
EPファーマラインの取り組み
EPファーマラインでは、このような医療現場でのニーズに応じたサポートを行っています。医療従事者や消費者からの相談に専門的にアプローチし、多様な環境での相談窓口を設けています。連絡手段として電話やメール、SNSやチャットなど多岐にわたる方法を用意しており、24時間対応のサービスを提供しています。一人ひとりのニーズに応えられる体制が整っていることが、今後ますますの信頼を得るカギとなるでしょう。