農業連携協定
2025-03-28 17:22:44

泉大津市と野洲市が強力な農業連携協定を締結

泉大津市と野洲市が新たな農業連携協定を締結



泉大津市と滋賀県野洲市の両市が、令和7年3月28日に「農業を通じた連携による持続可能なまちづくり」を目的とした農業連携協定を結びました。ひとつの目標は、両地域の「食」と「農」の関係を深めることにあります。

協定の背景と目的


泉大津市では、市民の健康を守るため、そして食料危機への対応策として水田中心の農業の持続的な発展を目指しています。これに伴い、市は令和5年に「安全・安心な食糧の安定的確保に関する構想」を策定しました。この方針に基づき、持続可能な農業技術を取り入れた農作物の安定的な確保を図っています。連携先として野洲市との協定を選んだ理由は、すでに平成21年からの広域ネットワーク型災害協定において協力関係が築かれていたからです。

協定には以下の4つの主要な項目が含まれています。
1. 農業を通じた持続可能なまちづくり
2. 環境に優しい農業の実現
3. 資源循環型の農業の推進
4. 農業を通じた地域交流の創出

具体的な取り組み


この農業連携協定の最初の取り組みとして、令和7年秋には野洲市で収穫される有機栽培の米を9トン購入し、泉大津市内の学校給食に提供する予定です。この取り組みを通じて、食と農の課題解決に向けた新しい流れが生まれることが期待されています。

市長のコメント


泉大津市の南出市長は、今回の協定締結について「農業を通じた持続可能な関係を築くことができること」を喜びました。同市では、気候変動や人口減少などの課題に対して、全国の生産地との連携を進めているとのこと。また、野洲市の櫻本市長も、協定が地域の発展に寄与するものであるとし、「生産者の想いが込められたお米を提供し、地域間の理解を深めることができれば」と期待を寄せています。

泉大津市の持続可能な「食」に関する取り組み


泉大津市では、農業連携に加えて、数つの活動を展開しています。まず、「食糧確保構想」によって持続可能なサプライチェーンを構築し、農地が少ない地域での安定的な食料供給に努めています。また、小中学校の全ての給食米を農業連携先から調達することで、無農薬または減農薬の米を提供し、子どもたちの健康を守っています。さらに、妊婦を対象としたマタニティ応援プロジェクトも展開し、健康な妊娠をサポートするための取り組みを行っています。

このように、泉大津市は地域の健康と農業振興を目指し、野洲市との協力により新たな未来を切り開いていく姿勢を示しています。未来に向けて、食と農の連携が地域社会における重要な役割を果たしていくことでしょう。


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会社情報

会社名
泉大津市
住所
大阪府泉大津市東雲町9番12号
電話番号
0725-33-1131

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