阪神甲子園球場が新たな環境保全プロジェクトを開始
阪神甲子園球場は、2025年シーズンに向けて外野席の座面を新しくするリニューアル工事を進めています。これに伴い、古くなった座面をリサイクルする取り組みが、「KOSHIEN“eco”Challenge」としてスタートしました。このプロジェクトは、同球場の環境保全の一環として、サステイナブルな社会作りを目指しています。
リサイクルのプロセス
リサイクルは、阪神甲子園球場のオフィシャルエコパートナーである帝人フロンティア株式会社の協力を得て行われます。プラスチック製の座面からは、まずネジといった金属部品を取り除き、その後粉砕して「再生ペレット」という新しいプラスチック製品の成形材料に生まれ変わらせる方法を採用します。これにより、リサイクル素材が新たな製品に生かされ、環境への負荷を軽減することを目的としています。
また、状態の良い座面は選別・検討され、そのリユース商品開発や販売も視野に入れています。詳細については後日発表される予定です。
リニューアル工事の概要
阪神甲子園球場のリニューアル工事は、以下の概要で実施されます。
- - エリア: ライト及びレフト外野席
- - 席数: 約19,000席
- - 工期: 2024年12月~2025年2月末
このアップグレードにより、観客はより快適な観戦体験を享受できるようになるでしょう。
阪神グループのブランドスローガン
阪神グループは、「“たいせつ”がギュッと。」というブランドスローガンのもと、一人ひとりのお客様の“たいせつ”と向き合い、阪神らしいブランド体験を提供し続けることに全力を注いでいます。これからも、地域に根ざした事業活動を続けながら、環境負荷の低減に向けた取り組みを進めてまいります。
この新たな取り組みは、観客や地域住民、さらには訪問者にも大きな影響を与えることでしょう。阪神甲子園球場が推進する環境保全の姿勢は、今後さらなる注目を集めていくに違いありません。阪神電気鉄道株式会社は、公式ウェブサイトを通じてプロジェクトの進行状況を随時お知らせしていく予定です。
今後の展望に期待し、みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。