いなべ市のHygge
2020-06-30 14:01:57
「Hygge」と自然が織りなす新たなアウトドア体験が三重県いなべ市で始動
三重県いなべ市初のHyggeアウトドアフィールドの誕生
2021年、三重県いなべ市にて、日本初のHyggeをテーマにしたアウトドアフィールドが誕生しました。このプロジェクトは、宇賀渓観光協会やデンマークのアウトドアブランド「Nordisk」、建築会社「TREDJE NATUR」などの国際的なパートナーとともに進められています。Hyggeとは、デンマーク語で心地よさや幸福感を表現する言葉で、家族や友人と過ごすリラックスした時間を強調しています。
Hyggeの理念は、「地の食材でのんびりと食事をとる」「自然の美しい景色を楽しみながらコーヒーを味わう」「焚き火を囲んで語り合う」など、日常の中で小さな幸せを見つけることにあります。この感覚を体現するために、宇賀渓の豊かな自然が大いに役立ちます。ここでは、自然との一体感を味わいながら、ごく普通のことが特別な瞬間になります。
プロジェクトの大きな目的は、いなべ市の持続可能な観光・地域資源の開発です。「GCI -グリーンクリエイティブいなべ- 」と呼ばれるこのプロジェクトは、都市と地方の交流を促進し、地域資源を生かした新たなビジネスを築くための取り組みです。特に、農業と地元の食文化を活かすことで、訪れる人々に心地よい体験を提供しています。
日本とデンマークの国境を超えた共創
このプロジェクトにあたって、Nordiskといったデンマークの企業と提携し、地方創生を実現するための包括協定が結ばれました。この協力体制は、特にコロナ禍においても柔軟に対応しながら、グローバルな視点での共創を可能にしました。
いなべ市を訪れたNordiskのCEOエリック氏は、宇賀渓の自然環境とHyggeの理念が結びつくことで、SDGs(持続可能な開発目標)に基づく新しいビジネスチャンスが生まれると確信しています。デンマーク大使館との連携もあり、サステナビリティを意識したさまざまな活動が展開される予定です。
「Hygge Circles UGAKEI by Nordisk」の全貌
この新しいアウトドアフィールドは「Hygge Circles UGAKEI by Nordisk」と名付けられました。ここでは、訪れる人々が心地よい時間を過ごすための環境が整えられ、自然と共鳴する体験が提供されます。プロジェクトのビジョンは、いなべの自然を最大限に活かし、訪れる人々にユニークな体験を提供することです。プロジェクトはすでに順調に進行しており、今後の発展に期待がかかります。
まとめ
いなべ市でのHyggeをテーマにしたアウトドアフィールドの誕生は、北欧の「Hygge」の精神を日本で体験できる新たな試みとして、多くの人々に親しまれることでしょう。豊かな自然に囲まれた空間で、人々が集まり、くつろぎ、心を満たす時間を過ごすことができるようになることが期待されています。これにより、三重県いなべ市が新たな観光名所として鮮やかに花開くことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
三重県いなべ市
- 住所
- 三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地
- 電話番号
-
0594-86-7741