イクメンアワード2020
2020-10-28 16:11:12
イクメン企業アワード2020とイクボスアワードの受賞企業を発表!
「イクメン企業アワード2020」と「イクボスアワード2020」が、今年度も無事に受賞者と受賞企業を決定しました。このアワードは、育児に積極的に取り組む男性、通称「イクメン」とその支援を行う企業や個人を表彰することで、育児休業の取得促進を目的としています。
本アワードは、男性が安心して仕事と育児を両立できる環境を整えるため、厚生労働省が主導する「イクメンプロジェクト」の一環として行われます。特に、両立支援の取り組みや職場の環境改善を実践している企業を評価し、表彰を行うものです。
「イクメン企業アワード2020」は、今年で8回目を迎えました。今回も多くの企業からの応募があり、最終的に36社の中からグランプリに選ばれたのは、株式会社技研製作所(高知県)と積水ハウス株式会社(大阪府)の2社です。また、奨励賞や特別賞なども設けられ、それぞれの企業が持つ独自の取り組みが評価されました。特に、奨励賞には双日株式会社(東京都)、理解促進賞には江崎グリコ株式会社(大阪府)、特別賞には日本航空株式会社(東京都)と株式会社プロトソリューション(沖縄県)が選ばれました。
一方で「イクボスアワード2020」もまた活気を帯びています。このアワードは、部下の育児と仕事の両立を支える管理職、通称「イクボス」を対象にしたものです。今年は48人の中から、グランプリには社会福祉法人スプリングの大久保有紀子氏と株式会社スープストックトーキョーの西谷達彦氏が選ばれ、奨励賞には株式会社ビースタイルホールディングスの松浦修治氏が受賞しました。
表彰式は、2020年11月20日に開催される「イクメン推進シンポジウム」の中で行われる予定です。このシンポジウムは今年の特色として、YouTube Liveを通じてオンラインで生配信されます。参加者は事前に登録することで、受賞企業や受賞者の取組紹介やパネルディスカッションに参加できる機会があります。
シンポジウムでは、厚生労働省からの挨拶の後、アワードの表彰式が行われ、受賞者の取組の発表を経て、業界の有識者による総評やパネルディスカッションも実施予定です。特に、テーマは「男性社員の育児参加~受賞企業の取組紹介~」で、受賞企業の実際の取り組みに触れることができる貴重な内容となっています。
このように、イクメン企業アワードやイクボスアワードは、企業が育児支援に取り組む姿勢を評価するものであり、今後も多くの企業が参加して育児を促進する社会の実現に寄与していくことが期待されています。これらのアワードを通じて、働きながら育児を行うことができる環境作りの重要性が一層高まっているといえるでしょう。
会社情報
- 会社名
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厚生労働省イクメンプロジェクト
- 住所
- 東京都千代田区霞が関1-2-2
- 電話番号
-
03-6821-0610