外食業界の新たな支援拠点『ジャパンフードコンサルティング協会』を設立

外食業界支援の新たな試み

2023年12月、日本の外食業界に特化した支援を行うことを目的とした《一般社団法人ジャパンフードコンサルティング協会（JFCA）》が正式に法人成立しました。本協会は、外食産業の収益性と生産性の向上を目指し、実践的なコンサルティング活動を展開します。

設立の背景

新型コロナウイルスが引き起こした影響により、多くの飲食店が開店や営業再開の困難に直面しました。この厳しい環境を生き延びるために、多額の借入を余儀なくされた店舗も多いですが、今後数年の間に借入金の返済が始まり、ますますの収益改善が求められます。そこで、JFCAは外食業界に貢献しようという思いから立ち上げられました。

これまでの実績と方向性

JFCAは、すでに全国で6500店舗以上へのコンサルティング経験を持っています。フランチャイズ本部機能の構築や、オリジナル業態の開発、さらにはコロナ時代でも収益を挙げ続ける業態の創出などを手掛けてきました。これらの経験を通じて、成功する店舗の共通点や必要なノウハウが確立されてきたのです。

特に注目すべきは、外食業界には膨大な数の成功事例と失敗事例が存在するにも関わらず、それが体系化されていない現実です。JFCAは、こういった情報を集約し、安価に提供することを使命として掲げています。

組織の理念

JFCAは、外食業界全体の魅力を高めることを理念に掲げています。具体的には、お客様・従業員・オーナーなど、関係者の現状と課題を把握し、新たなノウハウを生成していく仕組みを構築することを目指しています。この知識と経験を体系化し、業界全体に還元することで、全ての関係者が利益を得る社会の実現を目指します。

会員募集と活動内容

協会は、外食コンサルタント、従事者、飲食企業の方々に対して会員を広く募集中です。会員向けには、資格認定やピンポイントコンサルティングのマッチングを行うなど、多岐にわたる活動を展開しています。
また、各種セミナーの開催や成功事例の共有、コストダウンの実現を目指した共同購入の促進も行っています。自らのビジネスのイノベーションや成長を促すため、JFCAの活動を通じて新たな機会を得られるチャンスです。