株式会社ナレッジセンス、ChatSenseパートナー募集の発表
株式会社ナレッジセンスは、法人および行政向けのChatGPTサービス「ChatSense」の新たな実証実験パートナーを募集することを発表しました。募集は2024年10月3日に開始され、自治体を含む行政機関に向けた特別なサポート体制で実施します。新たに導入されたRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術による社内データの活用検証が主要な焦点です。これにより、AIを利用した業務効率化やサービス品質の向上を目指します。
ChatSenseでの特別な取り組み
ナレッジセンスでは、400社以上の法人に導入実績があり、特にセキュリティが強化された環境での社内データ学習が高く評価されています。しかし、行政機関は各種手続きやセキュリティ要件が厳しいため、一般の法人にはない特有のサポートが必要です。具体的には、次のような点が挙げられます。
1. セキュリティの強化
自治体による生成AI活用においては、IPアドレスによるアクセス制限やSLAの実施が求められます。これにより、情報漏洩等のリスクを最小限に抑えます。
2. 透明性のある見積もり
生成AIを導入する際、必要な文書の発行が求められる場合が多く、これに対する透明性が重要です。単価見積書や納品書の発行を行い、スムーズな導入を支援します。
3. 予算が確保できる前の無償検証
行政機関では、新年度の予算を見越して生成AIの効果を測ろうとするニーズがあります。特に予算がない状態で、無償での検証を希望する声が多いため、ナレッジセンスはこの点を考慮したサービスを提供します。
実証実験パートナーとしてのメリット
この取り組みに参加する自治体には、通常のプランでは得られない特別な利点があります。具体的には:
- - AI活用方法に関するサポート
- - 広報活動や事例の共有支援
- - 無償でのAI対話検証機会
これにより、使用感を体験しながら、AIの導入に向けた具体的なデータを収集できます。
ChatSenseの特長
ChatSenseは、OpenAI社のChatGPTを基にしており、企業や公的機関に特化した多様な機能を備えています。特に、初期費用が無料で、最低利用期間の縛りがありません。また、社内のデータを安全にアップロードして学習させる「追加学習」機能も提供されており、自社独自の専門的なAIを構築することが可能です。
募集要項と締切について
新たに募集するパートナーは、日本国内の行政機関に所属する団体です。応募組織数は最大で5団体とし、先着順で受付けます。応募締切は10月17日(木曜日)23時59分までです。応募の詳細は公式ウェブサイトのリンクを参照してください。
ナレッジセンスについて
株式会社ナレッジセンスは、企業や行政機関のDXを加速し、生産性の向上を図ることを目的としています。ChatSenseを通じて、高度なセキュリティと使いやすさを兼ね備えた生成AIの実現に取り組んでいます。興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
このような状況の中で、ナレッジセンスは今後も生成AI技術の浸透を推進し、より効率的で安全な業務運営をサポートしていく所存です。