PR TIMESの年頭所感『創造的な原点回帰』
株式会社PR TIMESは、2026年の元旦に年頭所感『創造的な原点回帰』を発表しました。これは、企業のアイデンティティに立ち返り、行動を再構築するという堅い決意を示すものです。創業以来、18期連続での増収を続けており、プレスリリース配信サービス『PR TIMES』の利用企業数は約116,000社に達しています。さらに、周辺のPRサービスも良好な結果を残し、SaaS事業の『Jooto』や『Tayori』も成長を見せています。
過去5年間の振り返り
PR TIMESは、2021年に掲げた中期経営目標『Milestone 2025』の最終年度を迎え、営業利益の見通しを上方修正しました。この5年間で成功した点とそうでない点を振り返りつつ、今後に向けた目標を再確認しています。特に、PRの民主化を進め、企業が自らのPR力を活用することで成長を実感できる状態を実現しようとしています。
社会的使命とAIの影響
PR TIMESのミッションは、情報インフラとなり企業と社会に貢献することです。2025年の企業発表キーワードのランキングでは、AI関連ワードが上位を占めており、ますますAI社会が現実のものとなりつつあります。その中で、信頼できる情報源の重要性が増しており、特に『一次情報』の価値が高まっています。
企業が信頼性のある情報を発信することが、今後の社会においてはかけがえのない資産となるでしょう。私たちは『行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ』という目標を念頭に、人々の行動を支える情報発信を続けていきます。
セキュリティへの取り組み
また、サイバーセキュリティの強化も不可欠です。情報漏えいの可能性があったことを受け、PR TIMESは再発防止策の導入に取り組んでいます。一人ひとりが組織の本質を理解し、人間性を体現することが企業の成長に繋がると強く実感しています。エンゲージメントを高めながら、人間力を蓄えていくことが求められています。
2035年を見据えた挑戦
2026年からは新たな5年間の中期経営目標がスタートします。特に2035年に目指す価値を考慮し、国内外での影響力を高めることを目指しています。『PR TIMES』を社会的な情報インフラとし、働く人々の『働きがい』を育む取り組みを進めていくことが重要です。サステイナブルな社会を構築するための一員として、自らの力で未来の競争力を育てたいと考えています。
最後に
PR TIMESのアプローチは、単なるサービス提供にとどまらず、社会的な価値を作り出すことにあります。働くことが意味あるものであると信じ、人々の勇気を引き出し、次なる行動を促すために、私たちは地道に奮闘し続けます。これからも変化に対応し、使命を果たしながら、PR TIMESとしての存在意義を深めていきます。