パラリンアートとデジタル・グランドピアノの融合
浜松市に位置するNEOPASA浜松では、特別仕様のデジタル・グランドピアノが展示されています。このピアノは、ローランド株式会社が手掛けたもので、パラリンアートアーティストの神吉みちる氏の作品でラッピングされています。
パラリンアートの魅力
パラリンアートは「障がい者がアートで夢を叶える世界をつくる」という理念のもと、社会の中での障がい者の自立を支援する活動です。この作品のラッピングには、神吉氏のオリジナル作品「Ad-lib」が採用されており、音楽や楽器が生み出す未来をテーマにしたデザインが施されています。
神吉みちる氏は、芸術に触れることで人々が希望を持つ重要性を伝えることに情熱を注いでいるアーティストです。彼女はオリジナルのイラストと音楽の融合を追求し、様々な受賞歴を持つ実力派です。彼女の作品には、自由さや希望、さらには多様性の象徴として色彩のバランスが考慮されています。
特別仕様デジタル・グランドピアノ
ローランド株式会社は、デジタル楽器メーカーとして、1960年代から多様な楽器を開発・製造してきました。今回のラッピングピアノも、同社の最新技術を駆使しており、音質が優れていることはもちろん、デザイン性にも優れています。
この特別仕様ピアノは、アートと音楽のコラボレーションを可視化する試みのひとつであり、音楽の楽しさだけでなく、アートの持つ力を体感することができます。
イベントの概要
展示されているデジタル・グランドピアノをきっかけに、特別なイベントも開催されます。2025年8月9日(土)には、神吉氏の作品を体感できる「見て、触れて、奏でる~アートピアノと新感覚ハンド・パーカッション体験会~」が行われます。イベントは4回開催され、各回50分間です。入場は無料で、音楽好きにはたまらない体験が待っています。場所はNEOPASA浜松内のミュージックスポット。
このイベントを通じて、参加者は神吉みちる氏の作品の美しさを目にし、さらに新しい音楽体験も楽しむことができます。音楽とアートの両方を感じることができる貴重な機会です。
まとめ
今回の展示は、単なる楽器の展示にとどまらず、アートと音楽という二つの文化が融合した新しい形の表現を示しています。NEOPASA浜松で開催されるこのイベントは、地域の音楽文化を発展させる良い機会ですので、多くの方々に参加していただきたいと思います。
神吉みちる氏の芸術、そしてローランド株式会社の革新に触れるチャンスを逃さないでください。