新たに誕生したRVパークの魅力
日本RV協会(JRVA)が新たに8つのRVパークを認定しました。中でも注目を集めているのは、静岡県に位置する「RVパーク TiC! ふじさん朝霧高原」です。この施設は、富士山の麓、朝霧高原に開設されており、キャンピングカーで旅するオーナーによって運営されています。ここでは、絶景の富士山を間近に眺めながら、プライベートな空間での滞在が可能です。
全17区画にそれぞれフェンスが設置されており、快適な車中泊を楽しむことができます。利用者には洗車場の無料利用も提供され、富士山観光へのアクセスにも優れています。これからの季節、富士山を拠点にした旅行の計画が楽しくなりそうです。
RVパークのその他の新施設
もう一つ注目の施設は「RVパーク 車山スカイポート」です。長野県の車山高原にあり、標高1,500メートルの壮大な視界を堪能できます。このパークの特徴は、広々とした駐車スペースを抱えており、大型キャンピングカーでも快適に駐車できる点です。周辺にはススキや紅葉が広がる絶景スポットがあり、ハイキングにも最適です。
また、山梨県にある「fumotto RVパーク」では、ショッピングや食事、アクティビティが楽しめる商業施設内に位置。ここでの滞在は、遊びと食事を組み合わせた充実した体験が得られます。
RVパークとは?
RVパークは、一般社団法人日本RV協会が認定する車中泊施設であり、快適で安心して車中泊を楽しむための場所として全国で広がりを見せています。2024年8月時点で、このRVパークは470カ所を超えており、温泉施設や道の駅、遊園地など様々な施設で設置されています。これまでの認定活動は2012年から始まり、年々その数は増加し続けています。
日本RV協会では、より多くの人々が「車中泊」を楽しめるように、施設の質向上や情報の提供に努めています。RVパークの予約は、専用サイト「RV-Park.jp」でも簡単に行えるため、手軽に旅行の計画を立てることができるのも魅力です。
キャンピングカー市場の動向
近年、国内のキャンピングカー市場は成長を見せており、2023年には保有台数が15万5千台に達しました。車両の流通は多様化し、移動手段としてだけでなく、レジャー、災害時の避難所、テレワークの環境としても注目されています。このように、キャンピングカーが持つ可能性は広がっています。
新たにオープンしたRVパークは、これらの動向を受けて、車中泊の魅力を一層引き立てています。自然の中でゆったりとした時間を過ごし、素晴らしい景色を楽しむために、ぜひこれらの新しいRVパークを訪れてみてください。これからの旅のスタイルとして、より多くの人に支持されることでしょう。