レガシーシステムを見える化するウェビナー開催のお知らせ
概要
近年、多くの企業がレガシーシステムを抱えており、そのリスクは非常に深刻です。長年の運用によって、仕様書は古くなり、担当者が退職することによってシステムの全体像が把握できない状態が多くなっています。不明瞭な仕様は、障害発生時の対応を困難にし、新しい要件への改修も難しい状況を生み出します。
このような問題を解決するために、リバースエンジニアリングを利用してシステムを見える化し、さらにその後の移行計画を策定することが重要です。この取り組みを支援するためのウェビナーが開催されます。
ウェビナーの目的
ウェビナーでは、レガシーシステムの課題やリバースエンジニアリングの重要性について深く掘り下げます。特に、VBや古いJava、Delphiなど、古いプログラミング言語で構築されたシステムの現状に焦点を当て、これらのシステムの見える化の方法を解説します。
リバースエンジニアリングの重要性
リバースエンジニアリングは、レガシーシステムにおける仕様を把握するための有効な手法です。システムの全体像を明確化するための第一歩として有意義ですが、見える化後には、移行計画の策定や実行にも専門的な知識が必要です。特にVB6やVB.NET、Delphiに対する深い理解が無ければ、適切な計画が立てられず、プロジェクトが進行しないリスクがあります。
このウィビナーでは、リバースエンジニアリングで得た情報をどのように実際の移行に活用するかについても具体例を用いて説明します。
提供されるサポート内容
本ウェビナーでは、リバースエンジニアリングを通じて得た知見を活用し、システムの見える化からマイグレーションプロセスまでを一貫してサポートする新しいサービスについても紹介します。このサービスでは、独自のリバースエンジンを用いて、既存システムのソースコードから詳細設計書を機械的に生成し、それをもとに移行計画を立て、運用終了まで支援します。
対象者
このウェビナーは、以下のような方々に特におすすめです:
- - VBやJava、Delphiなどのレガシーシステムのリバースエンジニアリングやマイグレーションを検討している方(メインフレーム系は対象外)
- - 現状のシステム内容が把握できずにマイグレーションが難しい方
- - 退職した担当者から引き継ぎ資料がないため、システム改修時に苦労している方
開催情報
このプログラムは株式会社第一コンピュータリソースが主催し、株式会社オープンソース活用研究所およびマジセミ株式会社が協力しています。参加を希望される方は、ぜひ詳細をご確認の上、お申し込みください。
今後もマジセミでは、業界の最新情報や有益な知識を提供するウェビナーを開催していく予定です。興味がある方はぜひご参加をお待ちしております。