達城久裕氏の著書『サイバー攻撃その瞬間社長の決定』がAmazonで快挙！

達城久裕氏の書籍がAmazonで2部門第1位を獲得

物流およびITオートメーションの企業、株式会社関通の代表取締役社長、達城久裕氏が著した書籍『サイバー攻撃その瞬間社長の決定』が、Amazonの「セキュリティー管理」と「情報セキュリティスペシャリストの資格・検定」部門で第1位を獲得しました。この快挙は、ビジネス界での関心を集めており、多くの経営者や情報システム担当者にとって心に響く内容が詰まっています。

書籍の内容と背景

この書籍は、2024年9月に実際に株式会社関通が経験した大規模サイバー攻撃、特にランサムウェアの影響を受けた際の経営者の視点からの実録です。達城氏は、

- 「事業が止まる」
- 「社員の不安が増大する」
- 「決断が瞬時に求められる」

という極限の状況で何を選択し、どのように復旧させたのかを詳細に記録しています。経営者としての判断力が試される瞬間がリアルに描かれ、読者に緊張感を与えます。

この書籍は、サイバー攻撃を「経営課題」として捉え、経営層やIT関連職に深く共感を呼び起こしています。発売から数日でこのような高評価を受けたのは、やはり内容が実体験に基づいているからでしょう。

書籍出版の背景と目的

著者、達城氏は「被害企業だからこそ伝えられることがある」との思いを持ってこの書籍を執筆しました。多くの企業がサイバー攻撃のリスクを抱えつつも、公にすることが難しい現実があります。しかし、この書籍はあえてその沈黙を破り、誰にでも起こり得るリスクとしてのサイバー攻撃を伝えようとしています。

書籍内で達城氏は「損だけで終わらせたくない」と述べており、同じような境遇にある企業が少しでも減ることを願って、本書の執筆を決意しました。経験を社会に還元することで、危機管理の必要性を訴えているのです。

著者プロフィール

達城久裕氏は、1960年生まれ、株式会社関通の代表取締役社長です。創業から40年以上、EC物流のパイオニアとして業界をリードしてきました。時代の風を読んだ柔軟な経営を続け、WMS開発・販売を行いながら事業の範囲を広げています。2024年のサイバー攻撃を経た後も、迅速に復旧し、経営判断を下しました。自身の経験を通じて、業界の未来に貢献し続けているのです。

この書籍は、ただの体験談ではなく、経営者にとっての大切な教訓が詰まった一冊です。サイバー攻撃が引き起こす影響や、それに打ち勝つための知識を届けることは、企業同士の連帯感を育むことにもつながります。ぜひ、手に取ってみてください。