インドの介護人材
2020-09-23 18:44:06
インド初の特定技能介護人材が日本へ到着!新たな人材供給源としての期待
インドのNAVIS Human Resources Private Limitedは、2019年3月から合計25名の技能実習生を日本に送り出しており、今回、特定技能人材としてはインド初の送り出しが行われました。日本では多くの業界で人手不足が深刻化しており、特に介護分野ではその傾向が顕著です。NAVISは、インド政府が認定する技能実習生送り出し機関として、この問題を解決すべく、優れた人材を日本に紹介する役割を担っています。
同社は2002年に設立され、日本語の研修や人材派遣を行うことで、インドからの介護人材を育成しています。具体的には、インド国内での日本語研修を半年間でN3レベルに引き上げた後、技能実習制度や特定技能を通じて、日本の介護施設で働けるような準備を整えます。これにより、74名の実習生が現在日本で活躍し、さらに今後172名の追加人材が送り出される予定です。
特定技能の受け入れ機関としては、社会福祉法人かなえ福祉会や特別養護老人ホームすないの家桂が名を連ねており、すでに2019年5月からは7名の実習生が実習中です。また、今年8月には介護人材として特定技能を持つインド人看護師3名が内定しており、より多くのインド人看護師が日本の介護現場に参入することが期待されています。
インド政府の「Skill India」に基づき、技能育成が進められる中、NAVISは独自の採用プロセスと研修システムを用いて、豊富な人材を日本に送り出しています。彼らの入国を通じて、日本の介護業界における人材の質が向上し、長期的に安定したサービスの提供が可能になることが期待されています。また、インドでの研修が終わった実習生たちは、新たなスキルを身につけ、日本の社会に貢献することができます。
現在、特定技能の導入が進む中で、NAVISが担う役割は非常に重要です。日本の介護業界が抱える人手不足の解消に向けて、インドからの介護人材が新たな選択肢となり、業界全体が活性化することが期待されます。特定技能人材の受け入れが進む中で、どのようにして彼らを日本の社会に溶け込ませ、戦力として活躍させるかが、今後の大きな課題であると言えるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
NAVIS HUMAN RESOURCES Pvt,Ltd.
- 住所
- 東京都渋谷区広尾1-3-17オーツービルディング7階
- 電話番号
-
03-6450-3035