北海道函館発！こだわりのウイスキー樽販売開始　BEHIND THE CASK×仏クーパレッジがタッグ

北海道函館で新たなウイスキー事業が誕生！

北海道函館市のウイスキー製造販売会社であるビハインド・ザ・カスク合同会社が、フランスを拠点とする老舗クーパレッジと手を組み、ウイスキーやスピリッツの熟成用樽の販売に乗り出しました。

この事業の背景には、ビハインド社が今年中に稼働を予定している函館初のウイスキー蒸留所「ディ・トリッパー蒸留所」があります。同蒸留所で使用する樽を探していたところ、クーパレッジ社との出会いが、この新たな事業展開へと繋がったのです。

厳選された樽、多彩なラインナップ

販売される樽は、ウイスキー、スピリッツ、リキュール、焼酎など幅広い酒類の熟成に対応しています。

特に注目すべきは、アンテコ社製のヨーロピアンオーク100%の新樽。60Lから500Lまで様々なサイズが用意され、日本の気候風土に適した、色づきがよく短期熟成にも期待できる高品質な樽です。

また、フランス・ボルドー、ソーテルヌ、ブルゴーニュなど、著名なワイン産地で使用された中古樽も取り扱います。さらに、コニャック、アルマニャック、スペインのシェリー樽など、個性豊かな中古樽もラインナップに加わります。これらの樽は、クーパレッジ社で丁寧にメンテナンスされた後、日本へ輸出されます。

小規模生産者にも優しい、小ロット対応

この事業の大きな特徴は、小ロットでの購入が可能になった点です。従来、国内商社では大量の樽を購入する必要がありましたが、ビハインド社は自社蒸留所のニーズと顧客の要望を組み合わせることで、5樽程度の小ロットでの受注を可能にしました。

これにより、小規模生産者や、試作品製造、独自の樽を使った実験など、様々なニーズに対応できるようになりました。

円滑な流通を実現する強力なパートナーシップ

スムーズな輸入と配送のため、愛知県高浜市の酒販会社である株式会社エーアイエスと業務提携。同社の物流網と酒類輸出入のノウハウを活用し、通関、倉庫保管、国内配送までを効率的に行います。

函館から世界へ発信する、ウイスキー文化

ビハインド・ザ・カスク合同会社は、高品質な樽の提供を通じて、日本のウイスキー文化の発展に貢献します。こだわりの樽を求める生産者にとって、心強い味方となるでしょう。

会社概要

ビハインド・ザ・カスク合同会社

代表：澤田凌
住所：〒040-0054 北海道函館市元町32-5
電話：050-8881-6239
WEB：https://www.behindthecask.com
Email：[email protected]
創業：2020年9月
業務内容：酒類輸入卸小売業・製造業

株式会社エーアイエス

担当：酒販部たまにわ酒店浅野弘直
住所：〒444-1323 愛知県高浜市田戸町7丁目2-30須磨ビル１F
電話：0566-91-9507
FAX：0566-91-9508
WEB：https://www.ais-nagoya.co.jp
創業：2011年2月
業務内容：配送事業、酒販事業