Cyberintが日本市場に参入し、企業のサイバーセキュリティを強化する取り組み開始

Cyberint Technologies Ltd.は、2023年9月20日に日本市場への本格参入を発表しました。これは、さまざまな国に拠点を持つ同社が、国内企業に対して最新の脅威インテリジェンスとアタックサーフェス管理ソリューションを提供することを目指しています。

Cyberintは、米国、シンガポール、英国、イスラエルといった国々にオフィスを構え、急成長を遂げるサイバーセキュリティ企業です。日本では昨年、前年比160%の増加を記録した12,369件のサイバー犯罪事件が影響を及ぼしており、サイバーイントはこの需要に応じて、企業のセキュリティ強化に取り組みます。

同社は、高度なSaaSプラットフォームとサイバーセキュリティの専門家チームを活用し、既存の情報を元に、企業が迅速に行動できるための支援を行います。具体的には、サーフェスウェブやダークウェブから取得した脅威情報を統合し、フィッシングやデータ漏洩などの多様な脅威に対する包括的な防御を行います。

CyberintのCEO、Yochai Corem氏は、「日本市場に革新的なソリューションを持ち込めることに喜んでいる。日本はテクノロジー導入の先駆者であり、デジタル資産保護のためのツール提供は非常に重要」と述べています。また、日本支社のカントリーマネージャーである岩崎公一氏は、日本特有のビジネス環境に対応したプロアクティブなアプローチの重要性を強調しています。

特に、Cyberintは株式会社GFDとのパートナーシップを結び、国内初のVARパートナーとして同社のソリューションを販売することを発表しました。GFDは、横浜に本社を置くテクノロジー企業で、サイバーセキュリティに関する分析や環境構築などのワンストップソリューションを提供しています。今後、GFDはCyberintのソリューションに関連する業務やトレーニングを実施し、国内での普及に努める見込みです。

今後、Cyberintはウェビナーを開催し、国内企業のセキュリティ担当者に向けて自社のソリューションの具体的な内容を紹介します。ウェビナーでは、フィッシング攻撃の検出と阻止に焦点を当て、Cyberintの代表やアナリストが講演します。

Cyberintのソリューションは、リアルタイムの脅威情報と個別対応のアタックサーフェス管理を融合させ、企業が抱える外部リスクの可視性を向上させることで、サイバーセキュリティを実質的に強化します。これにより、企業のサイバーセキュリティチームは、既知と未知のリスクをより早期に特定し対応できるようになります。

こうした取り組みにより、Cyberintは日本市場での存在感を増し、日本企業のサイバーセキュリティの向上に寄与することが期待されています。

会社情報

会社名
Cyberint Technologies Ltd.
住所
22 Boston Wharf Road Boston,MA 2210,USA
電話番号

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