常陸野ネストビール×ブルックリンブルワリー 初コラボ発表会
2024年10月28日、茨城県那珂市にある木内酒造とブルックリンブルワリー・ジャパンが、初の共同開発によるコラボレーションビール「常陸野ネストビール ソラチ レッド」の発売を記念してプレス発表会を開催しました。このイベントは、東京の中央区にあるブルックリン・ブルワリー直営店「B by The Brooklyn Brewery」で行われ、ビール業界関係者やメディアに向けて行われました。
コラボレーションビールの特徴
本コラボレーションビールは、アメリカ・ニューヨークで人気のあるブルックリンブルワリーと、茨城県に本拠を置く木内酒造が手掛けたものです。エールスタイルのこのビールには、日本の古代米である「朝紫」と国産の麦芽、さらにブルックリン・ブルワリーのブリュー・マスターであるギャレット・オリバーが提唱するホップ「ソラチエース」を使用しています。このソラチエースは、2009年にギャレット氏が常陸野の醸造所を訪れた際に初めて持ち込まれ、以来長きにわたって二社で親しまれてきたホップです。
発表会での熱いトーク
発表会では、ギャレット・オリバー氏と木内酒造洋酒製造部のゼネラルマネージャー谷幸治氏が、コラボレーションビールへの思いや背景、そして日米のクラフトビール業界について熱く語り合いました。二人の友情は20年にわたり、ビール造りに活かされています。特に、オリバー氏は常陸野の素材を大切にしつつ、ニューヨークのスタイルを取り入れ、日本の食文化との調和を図ることを目指しています。
ビールの詳細情報
「常陸野ネストビール ソラチ レッド」は、アルコール含量が7.0%で、ドラフトでの提供となります。原材料は、国内製造の麦芽や赤米、ホップなどが使用されており、国産の良質な素材をふんだんに使っています。
- - 商品名: 常陸野ネストビール ソラチ レッド
- - 発売時期: 2024年11月上旬より順次販売開始
- - 販売店舗: 木内酒造の直営店や「B by The Brooklyn Brewery」など、特定の店舗にて扱われます。
常陸野ネストビールとブルックリン・ブルワリーの歩み
常陸野ネストビールは、1996年に製造を開始し、茨城県那珂市に新設した額田醸造所での生産体制が整っています。毎年約15種類以上のビールを製造し、その一部は海外市場に流通しています。アメリカでは「レッドライスエール」が特に人気を誇り、日本の古代米を使用することによって、素材の多様性と飲む人々の心を惹きつけてきました。
また、ブルックリン・ブルワリーは1988年に創業されたアメリカを代表するクラフトブルワリーで、世界中の多くのビールファンに愛されています。
一緒に楽しむべきビール
この「ソラチ レッド」は、素材の旨味と柑橘系のフレーバーをうまく融合させており、ビールファンのみならず、食と合わせて楽しむことができる一品です。ぜひ、近くの販売店舗でこの新たなコラボレーションの味を体験してみてください。
お楽しみの幅を広げてくれる「常陸野ネストビール ソラチ レッド」。今後の展開にもぜひ注目していきましょう。