リバー株式会社の藤沢事業所に新工場棟が完成
リバー株式会社(以下、「リバー」)は、連結子会社の藤沢事業所において進めていた工場棟の建替工事がついに完了したことを発表しました。新工場棟の完成は、従業員の安全な作業環境を提供し、通常の操業を再開するための重要なステップとなります。
背景と工事の経緯
藤沢事業所では、長年にわたり使用されていた建物や設備の老朽化が進んでおり、従業員の安全確保が大きな課題でした。このため、工場内の作業を一部制限せざるを得ない状況が続いていました。リバーは、その環境を改善するため、2023年から建替工事を行ってきました。
新しい工場棟は2025年6月の稼働開始を目指しています。さらに、老朽化が加速している事務所棟についても建替計画が進行中で、2026年度には完成を見込んでいます。この工事の間、部分的な設備制限が続くため、全面稼働には至らないことが予想されます。リバーは、顧客や関係者に不便をおかけすることをお詫びしつつ、理解と協力を求めています。
環境への配慮
新工場棟の建設に際しては、持続可能な発展を意識した取り組みが行われています。リバーは、東京製鐵株式会社及びエムエム建材株式会社との連携のもと、工場棟の解体から新築に至るまでのプロセスで「鉄のクローズド・ループ」循環スキームを採用しました。これは、解体時に生じた鉄スクラップを東京製鐵に納入し、その鉄骨を新工場棟で使用することで、資源の国内循環を促進しています。
このアプローチは、環境への負荷を軽減し、サステナビリティを追求するリバーの姿勢を示しています。リバーは今後も、資源循環型社会の実現に向けて様々な取り組みを続けていく考えです。
新工場棟の詳細
新しい工場棟の特徴は以下の通りです:
- - 構造: S造地上2階
- - 延床面積: 1,318.40㎡
現在、リバーでは新工場棟の完成を皮切りに、さらなる成長を目指しており、地域の経済や環境の向上にも寄与していく意向です。今後の展開についても注目が集まります。
リバー株式会社の今後の取り組みから目が離せません。