NTTデータ先端技術、Oracle Database 23ai移行支援サービスを開始
NTTデータ先端技術株式会社は、Oracle Databaseの新しい長期サポートリリースである「Oracle Database 23ai」への移行支援サービスを、11月5日より提供することを発表しました。この新たなサービスは「INTELLILINK Hybrid Platform for Oracleサービス」に組み込まれ、既存のOracle Databaseユーザーに対してスムーズで安全な移行を支援します。
Oracle Database 23aiの新機能
「Oracle Database 23ai」では、すべてのデータをベクトル形式で処理することが可能となり、AI活用のための機能が大幅に強化されています。これにより、データ管理がより効率的に行えるようになり、企業はDX(デジタルトランスフォーメーション)やビジネス変革を推進するための競争力を高めることができます。
移行支援サービスの内容
移行支援サービスでは、既存のOracle Databaseを利用している企業に向けて、移行計画の策定とアセスメントを行います。具体的には、バージョン間の仕様の違いについての調査を行い、該当箇所に対して適切な対応を提案します。また、クラウドおよびオンプレミスの両方に対応したデータ移行方法を計画します。
NTTデータ先端技術の熟練した技術者が、正確かつ詳細なアセスメントを実施し、お客様のニーズに合わせたデータ移行計画を提供します。これにより、移行作業がより効率的に進められるため、企業は新機能の活用に集中できるようになります。
お客様にとってのメリット
この移行支援サービスの導入により、お客様は自社の移行プロセスをより安全かつ迅速に進められるほか、移行後のシステム運用においても、より安定した環境で新機能を活用できるようになります。また、移行にあたっての不安要素を大幅に軽減することができるため、IT担当者にとっても心強いパートナーとなるでしょう。
今後のサービス展開
NTTデータ先端技術は、2026年度末までに約30件の移行支援サービスを提供する目標を立てており、これにより累計120億円の売上を見込んでいます。今後も、Oracle Databaseに関連する各種サービスの拡充を進め、お客様のニーズに応じた柔軟な対応を目指します。企業は、最新のデータ管理システムを取り入れることで、データドリブンな意思決定を支援されることになります。
エンドースメント
日本オラクル株式会社は、NTTデータ先端技術による「Oracle Database 23ai移行支援サービス」の提供開始を歓迎し、両社の協力によってユーザーに対する信頼性の高いサポートを展開していくことが期待されています。これにより、企業はますます進化するデジタル環境で競争力を保ちながら、持続可能な成長を実現することが可能です。
まとめ
「Oracle Database 23ai 移行支援サービス」を利用することで、企業はデジタル化の波に乗り遅れることなく、最新技術を速やかに導入できる環境を整えることができるでしょう。今後のビジネスシーンで求められる柔軟性や迅速な対応には、このサービスが大いに寄与するに違いありません。