AirstairとAirDNAの提携
2016-07-11 13:00:02
民泊専門メディアAirstairがAirDNAと提携、最新データを発信!
民泊業界に新たな風を吹き込むAirstairとAirDNAの提携
2016年6月、民泊関連メディアの「Airstair」がデータ解析サービスを提供する「AirDNA」と提携の運びとなりました。この提携により、Airstairは最新の民泊データを基にした情報を発信し、民泊業界での存在感を一層増していくことでしょう。
Airstairの取り組み
Airstairは、民泊に特化したバーティカルメディアとして、民泊事業者やホストに向けた情報を中心に展開しています。2016年のリニューアル以来、利用者数は20万人を超え、無料会員も約1,700名に達しました。このメディアは、民泊業界に特化したサービスの提供を通じて、事業者やホストを支援しています。具体的には、民泊新法や特区民泊に関するセミナーの開催や、利用者向けの案内マニュアルの制作など、総合的なサポートを行っています。
AirDNAの強み
「AirDNA」は、民泊データ分析において世界最大級のサービスを展開しており、その正確性に定評があります。データは独自のアルゴリズムと人工知能によって分析されており、具体的には予約確定日と予約を受け付けていない日を見分けることで、正確な稼働率や収益率の算出を可能にしています。
Airstairは、AirDNAから得られるこの高精度なデータを基に、民泊市場の最新動向をリアルタイムで配信していきます。両者の連携によって、民泊業界におけるデータの透明性と信頼性が高まることが期待されています。
初回配信記事の内容
Airstairは早速、AirDNAのデータを基にした初回配信記事を発表しました。その内容は、「民泊の供給過剰で稼働率が急低下。東京の民泊稼働率55%」というものです。2016年1-3月期の東京エリアにおける稼働率はわずか55%で、前年同期と比較しても10ポイント低下しています。この低下は民泊施設の急増に起因していると考えられており、今後の市場動向が注目されます。
観光庁の調査によると、宿泊施設全体の稼働率は61.5%に対し、民泊は前年を下回る結果となりました。特に、供給過剰による影響が大きいとされています。民泊施設の数はすでに1万1千室を越え、大半が無許可営業であることも問題視されています。
このように、AirstairとAirDNAの提携は、今後の民泊ビジネスにおいて重要な一歩を意味しており、業界関係者にとって必見の情報源になることでしょう。今後の展開にも要注目です。
会社情報
- 会社名
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Recreator合同会社
- 住所
- 東京都港区赤坂4-14-14
- 電話番号
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