脱炭素促進の新ガイドライン
2025-03-31 14:27:25

神奈川県による脱炭素促進プログラムが発表!新たなポイント付与ガイドラインも登場

神奈川県の脱炭素促進プログラムの概要



神奈川県は、脱炭素に向けた取り組みの一環として、令和6年度に「かながわCO2CO2ポイント+」という新しいポイント付与プログラムを展開しました。このプログラムでは、生産・流通・使用過程におけるCO2排出量を抑えた県産品の購入や、使用済み化粧品容器の持参によって、通常付与されるポイントにさらにポイントを加算する仕組みです。その目的は、生活者が環境に配慮した商品やサービスを選ぶことを手助けし、脱炭素社会の実現に寄与することです。

実施主体は神奈川県で、プログラムは令和6年10月1日から12月27日までの期間に行われ、多くの事業者が参加しました。参加事業者には、株式会社アイスタイルリテールやエームサービス株式会社、京急ストアなど、多岐にわたる業種が含まれています。これにより、参加者は約150種類の商品・サービスの中から選ぶことができ、これらの商品やサービスには「デカボスコア」が表示され、脱炭素への貢献度が可視化されています。

実施結果の概要



このプログラムの実施により、多くの生活者が関心を持ち、参加者数はなんと532,605人に達しました。総CO2削減量は74.5トンに相当し、これはレジ袋313万枚の削減に相当するとされています。このデータからも、地域住民が積極的に脱炭素活動に参加していることが伺えます。また、約9割の利用者が「脱炭素について考えるきっかけになった」と回答したことからも、この取り組みが educative な側面も持っていることがわかります。

さらに、対象商品の販売は前年度よりも大きく増加し、脱炭素を意識した商品選択が進展しています。

新たに作成されたガイドライン



この成功を受け、新たに公開された「脱炭素に資する商品・サービスへのポイント付与ガイドライン(令和6年度版)」は、今後ポイント付与事業に取り組む事業者にとって貴重なリソースとなります。このガイドラインでは、脱炭素ポイント付与事業の効果や手順(対象商品・サービスの選定から広報、売り場づくりまで)に関する情報が網羅されています。

ガイドラインは、神奈川県の公式サイトでも公開されており、関心を持つ事業者はぜひ参考にすることをお勧めします。
神奈川県の脱炭素ポータルサイトはこちら

Earth hacksについて



「Earth hacks」は、脱炭素活動に関心を持つZ世代を含む多くの人々に、自身のライフスタイルへの取り入れを促す共創型プラットフォームです。スポーツやエンタメ、日常生活に関する情報を発信しながら、脱炭素を意識した商品やサービスの開発を促進している点が特徴です。また、デカボスコアを用いて製品の環境貢献度を簡潔に可視化し、消費者に魅力的に訴求しています。

Earth hacksは、自身のサイト内で脱炭素関連の商品を紹介し、企業と協力して社会課題解決のためのビジネスコンテストプログラム「デカボチャレンジ」をも実施。これにより、企業と若者世代の共同作業を通じて、環境意識の向上を図っています。さまざまなメディアを通じて脱炭素に関する情報発信を行うなど、今後の活躍が期待される団体です。

もっと詳しい情報は、Earth hacksの公式ウェブサイトInstagramアカウントをチェックしてください。

CEO 関根澄人の背景



代表取締役社長の関根澄人氏は、東京工業大学環境科学専攻を修了後、博報堂でブランディングや商品マーケティングに携わり、環境問題への関心から2022年にEarth hacksを設立しました。彼はCOP28をはじめとした国際的なフォーラムでの講演や執筆活動を通じて、脱炭素をテーマにした情報発信にも尽力しています。彼のビジョンは、生活者の環境意識向上に貢献することです。

このように、地域や企業が連携して脱炭素の取り組みを進めることで、未来志向の社会実現へ向けた大きな一歩が踏み出されました。今後もさらに多くの取り組みが期待されます。


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会社情報

会社名
Earth hacks株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷3丁目6番15号
電話番号

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