香川の冬を感じる新メニュー「アン餅雑煮うどん」
12月3日から、香川県の伝統的な郷土料理「アン餅雑煮」と讃岐うどんがコラボした新メニュー「アン餅雑煮うどん」が、ジャンボフェリーにて登場します。神戸から小豆島、そして高松を結ぶこのフェリーで、美味しい一杯が体験できるのです。
あん餅雑煮とは?
「アン餅雑煮」は、白味噌を使ったあたたかい汁に、甘くて柔らかなあん餅、さらには大根や人参が入った一品です。この料理は、香川県の冬の風物詩として親しまれています。地元のシェフが特別にうどんに合うように作りあげたあん餅雑煮は、温かくやさしい味わいが特徴です。
温かな魅力、うどんとの出会い
「あん餅雑煮」を讃岐うどんと合わせた「アン餅雑煮うどん」は、香川ならではの新しい味わい。これまでにない組み合わせが、郷土料理のおいしさを引き立てます。地元の方にとっては懐かしさを感じられ、県外から訪れた人々には少し驚きのある味として楽しんでいただけるでしょう。体の芯から温まるこの料理は、寒い冬の日にぴったりの一杯です。
ほっと一息つけるひととき
新メニューの価格は、うどん付きで1,200円(税抜)と、お手頃な設定。さらに、単品で「あん餅雑煮」も1,000円(税抜)で提供されており、こちらも風味豊かな一品です。ただし、各メニューはひとつひとつ手作りで作られているため、数量には限りがある点にご注意ください。
販売場所と時間について
この「あん餅雑煮うどん」は、ジャンボフェリーの船内売店「あおい」と「りつりん2」でご購入できます。なお、「りつりん2」の場合は定期点検終了後に販売を開始しますので、事前に確認することをおすすめします。
伝統と歴史が形作る味
香川における白味噌の文化は、1156年の「保元の乱」が関係しています。崇徳上皇が讃岐に配流されたことがきっかけで、京都の食文化がこちらに伝わりました。それ以降、京都との交流が続く中で、白味噌文化が根付き、瀬戸内の豊かな海の幸との結びつきから、あん餅雑煮が生まれました。この伝統的な料理は、香川県の正月ラリーを象徴するものとして、大切に引き継がれています。
自分もその味を楽しもう
香川の冬にぴったりな新しいメニューをぜひお楽しみください。心温まる「アン餅雑煮うどん」を味わうことで、香川の魅力を再発見できることでしょう。この機会に、船旅と共にご堪能してみてはいかがでしょうか?