採用とSNSの実態
2012-06-19 11:00:02
企業の採用におけるソーシャルメディア活用実態──新卒・中途採用調査報告
企業の採用におけるソーシャルメディア活用実態
最近の調査によると、企業の新卒や中途採用活動において、ソーシャルメディアの活用が一般的になってきています。株式会社garbsが実施した「ソーシャルリクルーティング白書2012」では、企業の約50%以上が応募者のソーシャルメディアを確認した経験があると回答しています。この流れは、今の採用市場において重要な要素となりつつあります。
ソーシャルメディアの採用での役割
調査結果によれば、応募者のソーシャルメディアアカウントのチェックは珍しいことではありません。約1割の企業担当者は、その評価を元に不採用の判断を下した経験もあるとのこと。これは数年前と比べても非常に高い数値です。特に、従業員数が50名以下の小規模な企業では、この傾向が顕著でした。
人気のソーシャルメディア
企業が採用において有効とすべきソーシャルメディアとしては、圧倒的にFacebookが選ばれています。大手企業ではYoutubeの利用も進んでおり、Twitterは相性の良さで評価が下降していることが分かります。このことは、企業がどのプラットフォームで発信しているかに依存していることを示唆しています。
社内協力の重要性
また、調査によると、企業の90%以上が採用目的のソーシャルメディアアカウント運用に社内の協力が得られたと報告しています。これは、社員が自社の採用活動に積極的に関与する準備があることを示しています。社内からの協力は、特にSNSを活用した採用活動には不可欠です。
採用競争の激化
企業の採用に対する迅速な決定が急務とされている中、競合他社との比較において「迅速な採用決裁」という評価が高くなっています。これは、採用スピードが求められる現在の労働市場の特徴を反映しています。さらに、従業員の紹介による採用活動も活発に行われており、7割の企業がリファラル採用を実施しています。
まとめ
このように、ソーシャルメディアは企業の採用活動に欠かせない要素となっています。企業は応募者の行動を理解し、採用戦略に生かすことが求められています。今後もソーシャルメディアの活用が進み、採用の現場はさらに変わっていくことが期待されます。これからのビジネスシーンにおいて、企業はどのようにソーシャルメディアを活用していくのか、その動向から目を離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社Grooves
- 住所
- 東京都港区南青山5-4-27 Barbizon104 7F
- 電話番号
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03-5774-9547