梅毒知識不足
2020-01-24 10:01:29

梅毒の知識不足が浮き彫りに!感染症への理解を深めよう

近年、日本国内で梅毒感染者の急増が続いており、国立感染研究所の発表によると2019年末時点での梅毒患者数は6079人に達しました。この数値は2年前から6000人を超えた状態が続いているため、正確な患者数はさらに膨大であると考えられます。感染症のルームメートとも呼べる梅毒について、特に男性の間での知識不足が問題視されています。

新宿駅前クリニックが実施したアンケートでは、100名の男性のうち58%が梅毒の症状について「何となく知っている」または「全く分からない」と回答しました。具体的に「知っている」と答えたのは29%にとどまり、梅毒がもたらす感染・症状に対する無理解が浮き彫りになりました。また、国民全体を対象とした調査でも、梅毒が流行していることを知っている人はわずか25%という結果が報告されています。このような状況では、感染した際に早期に気づけないリスクが非常に高く、自身やパートナーに感染が広まる恐れがあります。

梅毒は性感染症であり、感染の経路としては主に性的接触が考えられます。しかし、アンケートの結果からは、「特殊な状況下でないと感染しない」との幻想が多くの人に抱かれていることがわかります。実際には、誰であれ感染する可能性があることを認識する必要があります。

梅毒の特徴は、段階ごとに症状が進行することで、感染後に一時的に症状が軽減したように感じることがある点です。しかし、これは明確な症状が見えないだけで、体内には病原体が依然として存在していることを意味します。さらに、この無症状の期間中も他者に感染させるリスクがあります。患者が早期に医療機関を受診しなければ、心臓や脳などに深刻なダメージを与えることもあるため、注意が必要です。

一般的に、梅毒は抗生物質によって治療可能であり、早期に受診すれば治療期間も短くて済みます。そのため、少しでも気になる症状があった場合には、躊躇せずに医療機関の診察を受けることが強く勧められます。

新宿駅前クリニックは、駅に非常に近い立地にあり、通勤や通学、買い物帰りでも立ち寄りやすい環境が整っています。診療時間は午前10時から午後19時までで、夜間診療も行っています。検査結果についても、WEBで確認できるサービスを提供しており、忙しい方でも利用しやすい仕様となっています。また、このクリニックでは内科、皮膚科、泌尿器科を標榜し、年間約10万人の患者が受診しています。予約は不要で、初診の場合は18時まで受け付けています。

梅毒を含む性感染症への認識を深めることが、感染拡大を防ぐための第一歩となります。健康への意識を高め、必要な場合はためらわずに受診してください。

会社情報

会社名
医療法人社団SEC
住所
東京都新宿区西新宿1-11-11 河野ビル3F
電話番号
03-6304-5253

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