シンポジウム概要
2025年9月5日、東京大学にて公開シンポジウム『つながる二地域、広がる学術』が開催される。これは、東京大学大学院工学系研究科の社会連携講座である「持続可能な二地域居住の創造」によるもので、株式会社オープンハウスグループも参加している。
目的と背景
近年、働き方や生活スタイルの多様化が進む中で、二地域居住という新しいライフスタイルが注目されている。このシンポジウムでは、都市と地方の双方に住居を持つ「二地域居住」が、持続可能な社会の実現にどのように寄与するかを探求する。特に、2023年11月に施行された改正広域的地域活性化基盤整備法の影響を受け、国土交通省は今後5年での特定居住促進計画の作成を目指している。これにより、二地域居住の選択肢が豊かになることが期待されている。
シンポジウムのプログラム
シンポジウムは13時30分から16時30分まで予定されており、開場は13時となっている。基調講演には、横浜市立大学の齊藤広子教授を迎え、二地域居住の意義や可能性について説く。また、社会連携講座の成果を報告するセッションも設けられ、東京理科大学の青木公隆准教授が登壇する。
その後、パネルディスカッションに移り、研究者とオープンハウスグループの社員が同席し、持続可能な二地域居住に関する議論が交わされる。これにより参加者は、実際のライフスタイルや社会的な課題を深く理解する機会となる。
参加募集
このシンポジウムは事前予約制で、定員は100名。参加費は無料だが、先着順での受付が行われるので、早めの申し込みを奨励している。一般の申込方法は、指定のURLからアクセスし、必要な情報を入力することで簡単に手続きできる。
シンポジウムの詳細な情報は、東京大学の公式ホームページにも掲載されており、アーカイブも行われる予定だ。
当社の役割
株式会社オープンハウスグループは、住宅を提供する事業者としての視点で、二地域居住の普及を目指し、このシンポジウムに参画している。住宅市場のニーズに応じた柔軟なアプローチを通じて、現代の多様化する価値観に対応したサービスを展開していく。これまでの取り組みを基に、地域と都市が共存し、相互に発展する形を追求しながら、社会的な課題に対処していく所存だ。
結論
『つながる二地域、広がる学術』シンポジウムは、未来のライフスタイルを考える重要な機会である。二地域居住に関心のある方々は、ぜひ参加し、新しい価値観や知見を深める場とすることをおすすめしたい。