体調管理ソリューション「GenVital LTE」が新機能でさらに進化
エコモット株式会社の連結子会社であるGRIFFYが、現場作業員の安全と健康をサポートする体調管理ソリューション「GenVital LTE」に新しい機能を追加することを発表しました。この新機能は2026年4月中旬から提供され、作業環境のさらなる安全性を確保することを目指しています。
新機能の概要
うずくまり検知機能
まず注目されるのは、体調不良による「うずくまり」を検知する機能です。作業員が長時間動かない場合に、リストバンドがアラートを発し、同時に作業管理者へメールで通知が送られます。管理者は専用のクラウドサービスを通じて対象者の位置情報や発生時間を迅速に把握できるため、的確な対応が期待されます。
AIアドバイス機能
次に、AIによるアドバイス機能です。リストバンドを着用した作業員から収集されたデータに基づき、過去2週間の健康状態を週単位で通知します。これにより、作業管理者はアラートの発生回数や負荷の推移を把握でき、現場作業員に対して適切なアドバイスを行うことが可能になります。
現場チャット「direct」との連携機能
最後に、建設現場で広く使用されているチャットツール「direct」との連携機能が実装されます。GenVital LTEからの各種アラートは、日常的に利用されるこのチャットツールへもプッシュ通知されるため、情報の把握が一層スムーズになります。これにより、確認漏れや対応の遅れを防止することができます。この機能を利用するには、チャット「direct」のアカウントが必要となります。
GenVital LTEの製品概要
GenVital LTEは、作業員の心拍数や位置情報、建設現場内の暑さ指数を利用し、株式会社大林組の特許技術に基づいて体調管理を行います。心拍数はリストバンドを通じて収集され、毎分更新されたデータは管理者にも即座に通知される仕組みです。
リストバンドは、作業員の転倒を検知したり、作業管理者へSOSを発信する機能を備えており、万が一の時にも安心です。また、暑さ指数はウェザーニューズ社のAPIを通じて取得できるため、現場での計測を必要としない、利便性の高い設計が魅力です。
2025年には記事提供からわずか半年で、すでに100社以上に導入され、2,300台を超えるリストバンドが稼働しています。国土交通省主催の「令和7年度 インフラDX大賞」では、その有効性と先進性が高く評価され、スタートアップ奨励賞を受賞した実績もあります。
エコモットとGRIFFYは、これらの技術を矢継ぎ早に進化させ、現場作業員の安全と健康をいかに守るかに全力を注いでいます。新機能の追加により、より多くの作業員が安心して働ける環境の整備が進むことでしょう。
エコモットとGRIFFYの企業理念
エコモットは2007年に設立され、IoT専業のソリューションベンダーとして多様な企業のニーズに応える製品やサービスを展開しています。GRIFFYは建設業界に焦点を当てたDXソリューションを提供しており、未来の建設産業を描くためのデジタルテクノロジー利用を進めています。これにより、すべての作業者が幸福に働ける環境の実現を目指しています。