食中毒予防月間:大阪市住吉区が呼びかける、家庭でも気をつけたい食中毒対策

大阪市住吉区が食中毒予防強化を呼びかけ!家庭での対策も重要



7月から9月にかけては、高温多湿な環境が続き、細菌性食中毒が発生しやすい時期です。大阪市では、7月を「食中毒予防月間」と定め、区民への啓発活動や対策強化に取り組んでいます。

食中毒というと、飲食店での食事が原因と思われがちですが、実は家庭での食事でも発生するリスクは高いです。特に、近年ではカンピロバクター食中毒が増加しており、生肉や加熱不十分な鶏肉を食べることで感染するケースが多いです。

# 食中毒予防の6つのポイント



食中毒を防ぐためには、以下の6つのポイントを意識することが重要です。

1. 食品の購入時には鮮度を確認: 傷んでいるものや、賞味期限切れのものは避けましょう。
2. 冷蔵庫内の温度管理を徹底: 冷蔵庫は適切な温度(5℃以下)に保ち、食品をなるべく早く冷やすようにしましょう。
3. 手指・器具などを洗浄消毒: 調理の前後には、石鹸で丁寧に手を洗い、まな板や包丁なども熱湯消毒しましょう。
4. 調理は早く、加熱は十分に: 食材は、できるだけ早く調理し、中心部まで十分に加熱しましょう。特に肉類は、中心部まで火が通っていることを確認することが重要です。
5. 調理が終われば、できるだけ早く食べる: 調理後、時間が経つほど細菌が増殖しやすくなるので、できるだけ早く食べましょう。
6. 残った食品は速やかに冷やし、再加熱は十分に: 食べ残しは、すぐに冷蔵庫で冷やし、再加熱する際は十分に加熱しましょう。

# テイクアウトやデリバリーを利用する際の注意点



近年、飲食店のテイクアウトやデリバリーを利用する機会が増えています。しかし、調理してから食べるまでの時間が長くなるため、気温の高い時期は特に食中毒のリスクが高まります。

テイクアウトやデリバリーを利用する際は、以下の点に注意しましょう。

できるだけ早く食べる
冷蔵が必要なものは、保冷剤を入れたバッグに入れて持ち帰る
届いた後は、すぐに冷蔵庫で冷やす
再加熱する際は、中心部まで十分に加熱する

# 食中毒に関する相談窓口



住吉区保健福祉課では、食品に関する相談や食中毒予防に関するアドバイス、出前講座を行っています。地域での学習会などにご活用ください。

住吉区役所 保健福祉課
電話番号:06-6694-9973

食中毒は、適切な予防対策を行うことで防ぐことができます。上記を参考に、食生活に注意し、健康的な夏を過ごしましょう。

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