MINDSCAPES TOKYO WEEKが有楽町に登場
2023年2月20日から28日まで、東京都有楽町にあるYAU STUDIOで『MINDSCAPES TOKYO WEEK』が開催されます。このイベントは、世界的な文化プログラムであり、アートを通してメンタルヘルスについての理解を深めることを目的としています。ウェルカム・トラストとNPO法人インビジブルが共同で主催し、さまざまな施設や団体が協力しています。
オープニングセッション
初日には、英国から来日するアンテーア・ロンゴ氏がプロジェクトについてのプレゼンテーションを行い、背景や目的を解説します。その後、UI都市調査プロジェクトも紹介され、様々なアートイベントが繰り広げられます。特に注目は、2月21日(火)に行われるS/U/P/E/R DOMMUNEでのスペシャル・トークショーです。アートとメンタルヘルスをテーマに、宇川直宏氏や菊池宏子氏などが登場し、独自の視点からアートの意味を探求します。
UI都市調査プロジェクト
本プログラムには、アーティストと若者が共同で行う UI都市調査プロジェクトが含まれています。このプロジェクトでは、都市におけるメンタルヘルスのあり方について、映像、建築、食という異なる視点からのアプローチが試みられます。これにより、参加者は日常生活と心の健康との関係について、より深く考える機会が与えられます。
- - 映像×メンタルヘルス: 上野千蔵氏がリードするチームが行う映像作品では、「フツウとは何か?」という問いをもとに、さまざまな対話や実験を重ねた内容が公開されます。
- - 建築×メンタルヘルス: 林敬庸氏は、「究極の寝床」とは何かを探求し、模型やVR空間を使って制作します。ユースとともに発表された結果からは、精神的な安心感をテーマにした作品が見られます。
- - 食×メンタルヘルス: 料理人のyoyo.が調査を通じて「心を整えるための作法」を創作します。
コンビーニングとコミュニティ
さらに、コンビーニングという対話集会も行われ、アートと文化の視点からメンタルヘルスについての対話が重ねられます。ここでは、現場のアーカイブやその活動を振り返りつつ、来場者も参加可能な内容が用意されています。
開催情報
このイベントは、日頃の生活を見つめ直す新たな機会を提供します。入場は無料で、事前申し込みが必要です。下記に概要をまとめます。
- - 会期: 2023年2月20日(月)~28日(火)
- - 会場: YAU STUDIO (東京都千代田区有楽町1-10-1)
- - 時間: 12:00~19:00 (一部プログラムは19:00以降もあり)
興味のある方は、公式サイトから申し込みをご確認ください。アートを通じたメンタルヘルスの新たな視点をぜひ体験に来てください。