シグニファイが持続可能な企業ランキングでトップ
オランダのアイントホーフェンに本社を置く照明業界のリーダー、シグニファイが、コーポレート・ナイツによる「世界で最も持続可能な企業100社」に選ばれました。この発表は、2023年の世界経済フォーラム年次総会の中で行われ、テーマは「インテリジェント時代における連携」とされていました。
シグニファイは、持続可能性への取り組みを数十年にわたり続けており、革新的な照明ソリューションを提供してきました。その取り組みにより、エネルギー効率の向上、健康への貢献、そして大幅な電気代節約が実現されています。
このランキングにおいて、シグニファイは電気機器製造業として第3位に、また全体では第15位にランクインしました。同社は、以下の要素で高い評価を得ています:
- - 総収益における持続可能な収益の割合
- - 研究開発における持続可能な投資
- - パリ協定の目標と自社の整合を図るためのプロセスの透明性
シグニファイのサステナビリティ責任者、モーリス・ロースヒルダー氏は、「コーポレート・ナイツからの評価は、当社が持続可能性をビジネスに組み込む取り組みを正当に評価されたことを示しています。照明のリーディングカンパニーとして、私たちは責任を持ってグリーンエネルギーへの移行を進めています。また、ネットゼロの達成に向けて、今後の取り組みに意欲を高めています」とコメントしています。
このランキングは、収益10億ドル以上の企業を対象にしており、今年で21年目を迎えました。対象となった企業は8,359社以上に上り、厳正な評価を経て決定されます。シグニファイにとって、これは最新の気候移行計画に続く重要な成果です。会社は、SBTi認定のネットゼロ目標を達成し、2040年までにバリューチェーン全体の温室効果ガス排出量を90%削減することを目指しています。
シグニファイの企業概要
シグニファイは、施設用照明、家庭用照明、さらにはIoT(モノのインターネット)分野において世界最大手の企業で、フィリップス製品やコネクティッド照明システム「Interact」を通じて多様なサービスを提供しています。データ通信可能なサービスによって家庭や市街地に変革をもたらし、ビジネス価値を生み出しています。2024年の売上予測は約61億ユーロで、約29,000人の従業員を有し、世界70カ国以上で事業を展開しています。シグニファイは、照明の可能性を最大限に引き出し、より明るい生活とより良い社会の実現を目指しています。
さらに、シグニファイは上場以来8年連続でダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックスにランクインし、5年連続でEcoVadisのプラチナ評価を獲得しています。評価対象企業の上位1%に位置するシグニファイは、その持続可能性への取り組みを今後も継続していくことでしょう。最新ニュースは、同社のニュースルームや各種SNS(X〈旧Twitter〉、LinkedIn、Instagram)でご覧いただけます。投資家向け情報は、Investor Relationsのページにて公開されています。
なお、シグニファイは2019年1月よりフィリップスライティングジャパンから社名を変更し、現在その名の下で事業を行っています。