クラウド経営管理「Loglass」と「freee会計」のAPI連携
株式会社ログラスは、各企業が抱える経営データ管理の課題を解決するため、「Loglass」と「freee会計」のAPI連携を発表しました。この連携により、経営管理がさらにスムーズで効率的なものになることが期待されています。
API連携の背景
これまで、Loglassでは予実管理に必要な実績データを会計システムから手動でアップロードする必要がありました。この手間のかかるプロセスが多くのユーザーにとって悩みの種でした。ユーザーからは、より円滑に実績データを取り込む方法としてAPI連携の要望が寄せられていました。特に、利用者の多いfreee会計との連携は大きな期待が寄せられていました。
API連携の具体的な機能
新たな連携により、freee会計で管理されている実績データを手動ではなく自動でLoglassに収集できるようになります。この機能は、データ突合や損益分析、将来予測シミュレーションといったさまざまな業務において、スピーディかつシームレスに実行可能になります。これにより、特に複数の事業や子会社を持つ企業でも、各実績データを自動で集めることができるため、時間と労力を大幅に削減できます。
企業の業務効率化に寄与
顧客の中には、週次での予実分析を行う企業も存在しています。API連携によって、この作業は格段に効率化され、リアルタイムでの分析が可能になります。これにより、企業はより迅速に意思決定を行い、変化に対応する力を高めることができます。
Loglassとは?
「Loglass」は、経営データの一元管理を目的としたクラウド経営管理システムで、企業が持つ散在するデータを効率的に収集・統合する機能を提供します。様々なデータをデータベースとしてまとめることで、ユーザーが必要とする数値を見やすく可視化し、分析も容易に行えるのです。これにより、経営判断の精度向上が期待できます。
freee会計とは?
一方、「freee会計」は、個人事業主や法人向けに展開されているクラウド会計ソフトです。銀行口座やクレジットカードとの連携により、経理業務を省力化し、ミスの削減を図ります。リアルタイムでの経営指標モニタリングを可能にし、経営分析におけるデータ活用を促進します。
今後の展望
株式会社ログラスは、API連携の対象となる会計システムを今後も拡大し、ユーザー企業の業務効率化を一層推進していく方針です。新たなデータ経営を実現し、企業の意思決定を支援するため、引き続き取り組んでいきます。
まとめ
Loglassとfreee会計の連携は、データ経営の新しい形を提示しています。自動収集機能を通じて、経営管理が効率化され、企業の成長を加速させる力となるでしょう。今後の展開にもぜひ注目していきたいところです。