マネーフォワードクラウド、社名を変更へ
株式会社ナレッジラボのグループ会社であるマネーフォワードクラウド経営管理コンサルティング株式会社は、2025年12月1日をもって社名を「マネーフォワードコンサルティング株式会社」に改めることを発表しました。この社名変更は、同日に予定されている吸収合併契約の効力発生を条件としています。
この新しい名前への変更は、同社がこれまでに築いてきた経営管理やバックオフィス業務に関連するプロダクトの提供を継続する意向を示しています。特に、クラウド技術を活用した業務デザインコンサルティングサービスは今後も強化され、企業の成長を支援する姿勢を一層固めていくとです。
経営戦略の進化
新社名に込められたのは、AI技術の進展を最大限に活かし、さらなる競争力を高める決意です。2025年以降、マネーフォワードコンサルティング株式会社は経営管理プロダクトの開発を強化するだけでなく、AIエージェントの構築やデータインテグレーションに注力したAX(AI Transformation)コンサルティングサービスを展開していく予定です。
この新たな挑戦が同社の業務フレームワークにどのような影響を与えるか、業界関係者は期待を寄せています。特に、AIを活用したソリューションは、プラットフォームサービスや経営戦略を進化させる鍵と考えられています。
新たなコミットメント
マネーフォワードコンサルティングは、そのビジョンを明確化し、主要なテクノロジーやサービスを効果的に採用することで顧客の期待に応え、価値を創出することを目指しています。全社を挙げての取り組みで、さまざまな業種のクライアントに対してカスタマイズされたソリューションを提供し、持続的な成長を支援する姿勢を強調しています。
株式会社ナレッジラボについて
株式会社ナレッジラボは、大阪府に本社を構える企業で、経営管理プラットフォーム『Manageboard』を運営し、業務デザインコンサルティングを展開しています。設立は2012年10月で、代表者には国見英嗣氏と門出祐介氏が名を連ねています。この会社も、マネーフォワードクラウドの100%出資子会社です。
マネーフォワードグループのビジョン
マネーフォワード全体では、経営管理領域におけるSaaS及びコンサルティングを統合したサービス展開が期待されています。今後は、マネーフォワードコンサルティングとして、企業向けにさまざまなバックオフィス業務に対するソリューションを展開し、企業の財務や運営の最適化に寄与することになるでしょう。
新しい社名に込められた意気込みと、変化の時代における挑戦の姿勢がどのように実を結ぶか、これからの展開に注目です。