日鉄エンジニアリング、インドのRamky GroupとMOU締結で環境事業を拡大
日鉄エンジニアリングとインドの環境企業Ramky Groupの協力が新たなステージへ
2023年、日鉄エンジニアリング株式会社がインドの環境・インフラの大手企業であるRamky Groupとの間で重要なMOU(覚書)を締結しました。この合意は、日本国内での技術ノウハウを活かし、インドでの環境関連プロジェクトにおける連携を強化することを目的としています。特に興味深いのは、日鉄エンジニアリングがその子会社であるNippon Steel Engineering India Pvt. Ltd.(NSEI)を通じて、このMOUの実現に寄与する点です。
合作の背景と目的
日鉄エンジニアリングとNSEIは、インドにおいて製鉄所向け省エネプラントに特化したEPC事業において、20基以上の実績を誇ります。この度締結したMOUを通じて、Ramky Infrastructure LimitedやRe-Sustainability Limitedとの協力を深め、インド政府や地方自治体が進める廃棄物管理や環境インフラのプロジェクトへの参画を目指すとしています。
このMOUの締結は、北九州市がRamky Groupと共に取り組んでいる「脱炭素社会実現のための都市間連携事業」の一環として実現しました。北九州市の取り組みが官民連携を促進し、それが民間の具体的な協議へと発展した結果といえます。
Ramky Groupとその強み
Ramky Groupは、総合建設企業としてインド国内外で幅広いインフラ事業を手がけています。特に、道路や港湾、上下水道、さらには廃棄物処理に至るまで、多彩なプロジェクト経験を持つ企業です。インド・ボンベイ証券取引所に上場するこの企業は、691.9百万インドルピーの資本金を持ち、1,218名の従業員を擁しています。
一方、Re-Sustainability Limitedは、都市ごみ処理や産業廃棄物処理を行うインド最大級の廃棄物管理企業で、持続可能な環境ソリューションの提供に特化しています。この企業は世界的な投資会社KKRから出資を受けており、その技術力と実績は業界内でも評価が高いです。
日鉄エンジニアリングの展望
日鉄エンジニアリングは、インドにおける環境と省エネ技術の先駆者としてのポジションを確立すべく、今後も顧客満足度の向上を目指します。日本で培った技術をインドの社会課題解決に活かし、持続可能な循環型社会の実現に貢献するというビジョンを持っています。今後、インドでのプロジェクトを通じて、環境負荷の低減に大きく寄与することが期待されています。
まとめ
日鉄エンジニアリングとRamky GroupとのMOU締結は、双方にとって新たなビジネスチャンスを生み出す重要な第一歩です。インド市場での環境事業の拡大は、両社の強みを活かした協力の賜物であり、今後その進展に注目が集まります。環境問題が益々重要視される中、両社の共同プロジェクトが持続可能な未来の一助となることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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日鉄エンジニアリング株式会社
- 住所
- 東京都品川区大崎一丁目5番1号大崎センタービル
- 電話番号
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03-6665-2000