新たな学びの場、HR高等学院の第一期生入学式
2025年の春、株式会社RePlayceが設立した通信制高校サポート校「HR高等学院」は、東京ベイ有明ワシントンホテルで第一期生71名の入学式を盛大に行いました。この新たな学びの場は、中学生・高校生が自らのキャリアを探求できる環境を提供することを目的としています。
入学式の概要
入学式は、13時に開式の辞から始まり、続いて来賓紹介とRePlayceの代表、山本将裕氏の挨拶が行われました。山本氏は「自分の好きなことを見つけ、主体的に取り組むことが大切である」と強調し、30分のパネルディスカッションでは、教育の未来についての意見が交わされました。参加者にはスタンフォード大学の星友啓校長や東京学芸大学の金子嘉宏教授、成田修造氏も名を連ねました。
パネルディスカッションでの意見交換
「主体性を持った学び」が未来の教育には必要不可欠とされ、星校長はオンライン参加ながらも会場の臨場感を高めました。成田氏は、皆が共に学び成長することの重要性を語り、金子教授は「遊びながら学ぶことの大切さ」を力説しました。このように、教育の現場においてもいかに「自分で考え行動する力」が求められているかを感じさせる一幕でした。
そして、HR高等学院の運営責任者である恒弘大輔氏が、生徒と共に新しい学校を作ろうという姿勢を示し、この特別な日を祝いました。彼は「どんなあなたも愛される」というメッセージを送り、生徒たちに自身を大切にする姿勢を求めました。
生徒会活動費争奪戦!
入学式の後は、サプライズイベントとしてワークショップも行われました。このワークショップでは、生徒たちが3つのテーマに分かれて活動し、生徒会の活動費を獲得するために競い合いました。
- - アイデアオークション:日本一の学校を目指すアイデアを発表する。
- - シャトルストラックアウト:紙飛行機の飛距離に応じた得点。
- - インサイトハンターズ:保護者向けのグッズを考案し発表。
ワークショップを通して、生徒たちは新しい友達と一緒にアイデアを出し合いながら、協力する楽しさを実感しました。結果、全体で100万円の活動費を獲得する結果をもたらし、会場は熱気に包まれました。この資金は、今後の自主プロジェクトへの挑戦に活用される予定です。
HR高等学院の目指すもの
HR高等学院は「踏み出す勇気と面白がる力を育む」をミッションに掲げ、入学式とワークショップを通じて、これからの高校生活に対する期待感を高めました。参加した生徒たちは新たな挑戦への意欲が高まる中で、個性を大切にした学校生活の展開に、心躍らせている様子でした。
このHR高等学院に期待するのは、ただの学びの場を超えた、学生一人ひとりが自身の可能性を広げ、未来を切り開く力を育む教育の場です。若き才能がどのように成長していくのか、今後の展開が楽しみです。
企業紹介
株式会社RePlayceは、NTTドコモからスピンアウトした中高生向けキャリア探究サービスを運営する企業で、自己実現を促進する多角的な教育に取り組んでいます。彼らのビジョンは、今の教育をアップデートし、次世代のリーダーを育てること。HR高等学院はその象徴といえるでしょう。公式サイト(
RePlayce)をぜひチェックしてみてください。