宝塚駅にAI導入
2024-10-22 17:01:24

阪急電鉄・宝塚駅でAI技術が進化!新たな案内サービスを試行

阪急電鉄宝塚駅でのAI導入



2024年11月5日、阪急電鉄の宝塚駅にて、AI技術の新たな一手として「AIさくらさん」が導入されることが発表されました。この取り組みは、駅のご案内カウンターで行われる実証実験として、来年の4月中旬までを予定しています。新たな生成AI技術を用いた案内端末として、多様な利用者ニーズに対応する目的を持っています。

AIさくらさんとは


AIさくらさんは株式会社ティファナ・ドットコムが提供するオールインワンのAIサービスです。この技術は、最新の自然言語処理の能力を持ち、複雑な問い合わせにも対応し、切符の確認や運行情報の提供など、様々な駅業務を担います。AIさくらさんは、発話やテキストを通じて、リアルタイムでスムーズなコミュニケーションを可能にし、利用者にとってより便利なサービスを提供します。

新しい駅サービスの実現


今回の実証実験では、宝塚駅にデジタルサイネージ筐体と券面確認用のカメラが導入される予定です。このカメラによって、利用者が券面をかざすことで、その内容を遠隔地にいる係員が確認できます。これにより、AIによる一次対応と人によるサポートをスムーズに連携させることができ、利用者の待ち時間の短縮に貢献します。また、駅係員は他の業務に専念できる環境も整います。

AIによる進化した案内


AIさくらさんは乗換案内、列車運行情報、乗車券情報など、幅広い情報を提供します。自然な会話能力を活かし、利用者が質問した際には即座に適切な情報を提供します。特に、観光客や高齢者など特定のニーズを持つ方々への対応を強化することで、多様な利用者に寄り添ったサービスを目指しています。

今後の展望


今後実証実験を通じて得られるユーザーフィードバックは、AIさくらさん及び遠隔精算システムのさらなる機能向上に役立てられる予定です。開発社であるティファナは、AIの応答精度を向上させるためのデータ分析や多言語対応強化に取り組んでいくようです。これにより、利用者がさらに利用しやすい環境を整えていく方針です。

会社紹介


株式会社ティファナ・ドットコムは、東京都目黒区に本社を構え、飲食業や観光業など様々な企業のDX推進を支援しています。2000年から始まったこの会社は、Web制作を中心に、AI開発など多岐にわたる事業を展開。特に2016年にリリースしたAIさくらさんは、全国的に多くの導入実績を持ち、公共交通機関や商業施設、Webサイト等でのAIサービスを提供しており、今後さらに成長が期待されます。これからの取り組みに注目です。


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会社情報

会社名
株式会社ティファナ・ドットコム
住所
東京都目黒区大橋2-22-7村田ビル5・6・7・8・10F
電話番号
03-3468-5661

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