ウォン建てステーブルコイン新展開
2025-08-22 12:48:15

KAIAとオープンアセットがウォン建てステーブルコイン市場を開拓へ

KAIAとオープンアセット間の重要なパートナーシップの実現



最近、KAIA DLT財団と株式会社オープンアセットがウォン建てステーブルコインの発行および流通の拡大を目指し、覚書(MOU)を締結しました。この協力により、両社はウォン建てステーブルコイン事業の革新と成長を図ることを目指しています。

目指すステーブルコイン市場の拡大



近年、ブロックチェーン技術の進化により、デジタル通貨やステーブルコインの需要が高まっています。KAIAとオープンアセットは、この流れに応じた新しいビジネスチャンスを追求するため、専門知識を持ち寄り、共同でウォン建てステーブルコインの発行、流通、サービスの展開を行うことになります。特にオープンアセットは、韓国における中央銀行デジタル通貨(CBDC)およびトークン証券のインフラ構築における豊富な経験を元に、KAIAブロックチェーン上でのステーブルコイン発行を進め、関連エコシステムの拡大を図ります。

この協力を通じて、発行希望企業に対するステーブルコインの代行サービスも強化していく予定です。KAIAは自社の技術とインフラを活用し、顧客企業をサポートすることで、国内でのステーブルコイン発行のニーズに応えていきます。

オープンアセットの技術力と実績



オープンアセットは、もともとKlaytn(現KAIA)メインネットの開発チームや韓国銀行CBDCプロジェクトに関与していたメンバーから構成されており、豊富なデジタル資産関連の専門知識を持っています。同社はすでに市中銀行との連携により、「二重署名ステーブルコイン発行システム」の技術検証や、AhnLabとのオフライン決済に関する実証を行っており、高度な技術力を証明しています。この新たなパートナーシップによって、さまざまな事業領域で本格的に活動を拡大し、Web3フィールドにおいての実利用決済エコシステムの構築を目指します。

今後の展望



オープンアセットの代表、キム・ギョンオプ氏は、「このパートナーシップは、KAIAと共にウォン建てのステーブルコイン市場を切り開いていく重要な第一歩であり、顧客企業の決済や送金などのビジネスに専念できるよう、高品質な発行代行サービスを提供していく」と述べています。

また、KAIA DLT財団の代表、ソ・サンミン氏は、「オープンアセットとの再びの協力にうれしく感じており、新たな事業活性化に期待しています」と述べています。これにより、KAIAエコシステムが模索する「ステーブルコイン・グローバルハブ戦略」がより一層進展することが期待されます。

まとめと未来の可能性



KAIAとオープンアセットの提携は、ウォン建てステーブルコイン市場の新たな展開を予感させるものです。両社の技術や経験が融合することで、今後のデジタル金融やブロックチェーン技術における革新が期待されます。この協業を通じて、韓国のデジタル通貨市場がさらに活性化するとともに、グローバルな展開も視野に入れることで、より多くの企業やユーザーに恩恵をもたらすことができるでしょう。


画像1

会社情報

会社名
KAIA LABS LIMITED
住所
331 NORTH BRIDGE ROAD#17-0102 ODEON 331 SINGAPORE
電話番号
070-2222-1389

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。