ABB、TECHNO-FRONTIER 2024で省エネ技術を披露!
ABBは、メカトロニクス、エレクトロニクス分野におけるアジア最大級の展示会、TECHNO-FRONTIER 2024に出展し、IE5モータを活用したエネルギー効率化ソリューションと革新的なモータ技術を展示します。
TECHNO-FRONTIER 2024は2024年7月24日(水)から26日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催されます。
IE5超高効率モータでエネルギー効率化を実現
ABBは、ブース1E-18で、ポンプに搭載されたIE5超高効率モータ SynRMとIE5+インバータ一体型モータEC Titanium™ を実機展示します。
近年、多くのモータが非効率的な運転で使用されており、コストと環境への負荷が問題となっています。ABBは、高効率モータへの置き換えや、ドライブを採用した効率的な運転によるエネルギー効率化の重要性を訴えています。
IEA(国際エネルギー機関)の調査によると、2050年までにパリ協定で合意されたエネルギー消費量削減目標を達成するためには、エネルギー効率化による削減が37%必要とされています。モータ駆動システムは産業用電力使用量の約70%を占めており、エネルギー効率化の重要性がますます高まっています。
ABBのIE5 SynRMモータは、初期コストはわずか2%で、メンテナンスも1%と低く、残りの97%は電気代となります。15年間の耐用年数を考えると、初期コストは運転に使用されるエネルギーの数分の1しかかからず、すぐに投資回収できます。その後も、毎年電気代を節約し続けることができます。
幅広い製品で多様なニーズに対応
ABBは、IE5超高効率モータ以外にも、高調波対策ができる低高調波ドライブ、ポンプ向けドライブ、北米向けのUL防爆モータ、高出力密度のハイダイナミックパフォーマンス(HDP)モータなど、革新的な技術を用いた幅広い製品を展示します。
ABB株式会社モーション事業本部IEC LVモータ&NEMAモータ事業部 事業部長の高橋優介氏は、「日本国内でも省エネやサステナビリティが課題となり、IE5超高効率モータの需要が高まってきています。ABBは、様々な技術でIE5を実現し、お客様のニーズに合わせたモータをご提案します」と述べています。
持続可能な未来への貢献
ABBは、エネルギー効率化、脱炭素化、循環型ソリューションに貢献するため、革新的な技術の開発に取り組んでいます。デジタル技術を駆使したドライブ、モータ、サービスにより、お客様の性能、安全性、信頼性を向上させることを目指しています。
ABBの展示ブースでは、実機展示やプレゼンテーションを通じて、エネルギー効率化と革新的な技術がどのようにお客様の課題解決に貢献できるのかを紹介します。
TECHNO-FRONTIER 2024において、ABBの展示ソリューションの詳細については、ABBのウェブサイトをご覧ください。