白浜町とオリエンタルコンサルタンツの包括連携協定
2023年3月12日、和歌山県の白浜町で、株式会社オリエンタルコンサルタンツとの包括連携協定の調印式が行われました。この協定は、地域の活性化や企業誘致、さらには地域連携事業の促進を目的としています。
大江康弘白浜町長とオリエンタルコンサルタンツの代表取締役社長、野崎秀則氏が調印を行い、地域と企業の連携を深めることが強調されました。両者は、過去に様々な取り組みを通じて、地域への貢献を実現してきました。特に、南紀白浜エアポートとの三者協定に基づき、「渋滞ゼロに向けた大作戦」が実施され、地域の交通渋滞対策に貢献しています。
また、オリエンタルコンサルタンツは、2022年10月にサテライトオフィス「Office Cloud 9」を町内に設立しており、入居企業と地元住民との交流を促進するイベントや学生向け勉強会が開催されています。こうした取り組みは地域住民とのネットワークを強化し、地域活性化の基盤を築くものと期待されています。
協定の主要なポイント
新たに締結された協定には、以下のような重要な連携内容が含まれています。
1.
企業誘致の推進:地域の経済を活性化するため、他企業の誘致に力を入れています。
2.
ワ―ケーションの推進:新しい働き方として、リモートワークと観光を融合したワ―ケーションの実施。
3.
地域連携事業の促進:地域内での様々なイベントやプロジェクトを共同で行い、地域の活性化を図ります。
4.
公共施設の利活用・運営研究:地域の公共施設を有効に活用する方法について研究を進め、地域に貢献する施策を検討しています。
これからの取り組みを通じて、白浜町はさらに多くの企業とのパートナーシップを築き、地域資源を最大限に活用した活性化モデルを確立することを目指します。また、オリエンタルコンサルタンツの持つ高い技術力とノウハウを活かし、公共施設の運営の効率化や地域への影響を最小限に抑える方法を模索していく意向です。
調印式は、地域にとって新たなスタート地点となり、今後の進展が非常に楽しみです。この協定により、地域の未来が大きく変わる可能性を秘めています。両者の力が結集した取り組みを、今後とも注目していきたいと思います。