大人も子どもをつなぐ「ナナメの関係」
自団体「ごった煮〜ず」は、東京都新宿区を拠点に2012年から活動を展開し、参加型のエンターテイメントイベントを提供しています。イベントでは、来場者が主役となり、一体感を持った空間作りを行っています。「子どもにも大人にも、多様な可能性に触れてほしい」との思いから、親子で楽しめる体験を大切にしています。
ごった煮〜ずの理念と活動
代表の林ともみは、子どもの頃に感銘を受けたファミリーミュージカルがきっかけで、世代を超えた交流の場が大切であると考えるようになりました。特に周囲に芸術や芸能に関わる人が少なかったため、「出る側」と「見る側」の壁を取り払い、参加者全員が重要な存在となるイベントを創り出しています。
ごった煮〜ずのイベントは、年齢や参加経験に関係なく、誰でも楽しめることが特徴です。舞台鑑賞の場で未就学児の参加が制限されることが多い中、ここではすべての人が参加できるイベントを提供し、各自が重要な役割を担います。これはまるで、煮込み料理のように、一人一人の存在が欠かせない重要な素材です。
2025年に向けた新たな挑戦
2025年には、以下のような夢を実現すべく、新たなイベントを企画しています。
1.
リアルイベントの生演奏:大人も子どもも一緒に楽しめる青空芸術祭のようなイベントを行います。
2.
「推し活コミュニティ」の発足:日本のサブカルを共有し、海外の方々とも一緒に楽しむことを目指します。
3.
AI活用によるトークイベント:各国のお茶を楽しみながら、自由にトークし、AIにまとめてもらうユニークなイベントを開催します。
4.
マニアックな職業体験:子どもたちが日本の伝統工芸や文化に触れられる体験プログラムを提供します。
これらの活動を通じて、世代や国を超えてさまざまな人との「ナナメの関係」を築いていきたいと考えています。イベントは参加型で、観客は自らも演者となり、共に作り上げていく新しい形のエンターテイメントです。
林ともみ代表について
林ともみは、早稲田大学卒業後に芸能界デビューしました。彼女の情熱は本に対する愛から始まり、現在はイベントの企画や脚本に情熱を注いでいます。山や自然を旅したり、エシカルな生活や内面のケアを大切にしている彼女は、2023年に初の映画監督・主演作品も制作しました。これまでの経験を生かし、「ごった煮〜ず」を通じて夢の実現に挑戦しています。
April Dreamプロジェクトとの連携
「April Dream」は、4月1日に企業や団体が夢を発信するためのプロジェクトです。ごった煮〜ずもこの活動に賛同し、4月1日を夢を語る特別な日と位置付け、積極的に参加していく方針です。
客観的な視点で見た時、あらゆる人とのつながりが新たな価値を生むことを信じて、私たちはこれからも活動を続けます。大人と子どもが異なる視点でお互いに影響し合い、未だ見ぬ可能性を見出す場を作り続けていきます。