神戸市とLiberawareが協力！ドローンで地下鉄点検プロジェクト始動

神戸市発の革新的ドローン点検プロジェクト

この度、千葉県千葉市に本社を置く株式会社Liberawareが、神戸市と協力して行う新たな課題解決プロジェクトに採択されました。このプロジェクトは、2024年度の「So-I（KOBE BUSINESS PROGRAM）行政課題解決コース」に位置づけられており、主に行政の効率化を目指した取り組みとなります。

プロジェクトの概要

Liberawareが取り組む課題は、地下鉄駅舎の保守点検作業です。具体的には、目視での確認が非常に困難な天井裏空間をドローンを使用して点検することで、作業の効率を高めようとするものです。この取り組みは、神戸市交通局の施設課が所管し、これによりより安全で快適な交通環境の実現が期待されています。

実証実験のスケジュール

実証実験は2023年7月下旬から順次開始される予定です。この実験では、ドローンによる点検結果がどのように効率を改善し、またどのような新たな価値を生み出すのかが注目されます。実際の運用を通じて、利便性と安全性の両方を向上させることが期待されています。

プロジェクトの意義

この「So-I行政課題解決コース」は、市民の生活や社会全体に直接的な影響を与える問題に対応するために、スタートアップ企業と市職員が手を携えることを目的としています。このような協力を通じて、企業の成長と市民生活の向上を図るというのが本プロジェクトの根本的な理念です。

株式会社Liberawareの特色

Liberawareは、屋内空間を対象にした点検・計測に特化した小型ドローンの開発を手がけており、特に「狭くて、暗くて、危険な」環境下での点検作業に強みを持っています。同社は、ドローンで集めたデータを解析し、利用することで、顧客に対して新たなソリューションを提供しています。今後も、目に見えないリスクを可視化し、人々に安全で平和な社会を届けるという使命のもと、さらなる技術革新に努める予定です。