Hana Networkが世界主要取引所に上場へ
株式会社Pacific MetaのWeb3特化型投資部門が出資するHana Networkが、2025年9月26日(金)20:00(JST)、Binanceを含む世界中の暗号資産取引所にトークンを上場することが決まりました。このニュースは、当社の投資先としてはReown(旧Wallet Connect)に続く2社目のBinance上場となり、日本発のプロジェクトがグローバル市場での存在感を示す意味でも大きな一歩となります。
Hana Networkとは?
Hana Networkは「Hypercasual Finance」という理念のもと、人と人とのつながりを重視した新たなWeb3環境の提供を目指しています。ユーザー主導で直感的な操作が可能なプラットフォームを構築し、中央集権的な取引所に代わる選択肢を提供しようとしています。そのビジョンに基づき、下記のような革新的な機能を取り入れています。
- - ライブ配信でのチップ送金
- - ゲーム感覚のNFTカプセル制度
- - モバイルUXとソーシャルネットワークの融合
これらの要素を組み合わせることにより、ユーザーが楽しみながら金融活動に参加できる設計を実現しているのです。加えて、Hana NetworkはBinance Labs(現YZI Labs)からのインキュベーション支援も受けており、KaitoAIのローンチパッドでは、$1Mの募集に対して$17Mの応募が集まっており、市場から注目されています。これまでの資金調達額は約$10Mにも上ります。
Pacific Metaのビジョン
当社Pacific Metaは、「To Create the Web3 Standard from Japan」を掲げる企業として、Hana Networkのような貴重な日系プロジェクトに出資しています。Hana NetworkはWeb3コミュニティの主要メンバーとして挑戦する力を持ち、当社は協業体制を築くことで、日本市場での事業拡大を支援する計画です。これからも国内外のWeb3プロジェクトへの資金提供と事業支援を通じて、業界の発展に寄与していきます。
CEOのコメント
Pacific MetaのCEO、岩崎翔太は次のようにコメントしています。「Hana Network関係者の皆様、Binanceへの上場を心よりお祝い申し上げます。これからが真の挑戦の始まりですが、日本発のプロジェクトが世界で戦う舞台に立つことができたことを非常に嬉しく思います。ファウンダー花坂氏のさらなる躍進を信じています。」
今後の展望
Hana Networkは2024年1月に取引所を介さない法定通貨と暗号資産のP2P取引を可能にするゲートウェイプラットフォーム「Hana Gateway」をリリース予定です。さらに、デジタルカードゲーム「Hanafuda」や、NFTカプセルショップでのガチャ機能、ライブ配信機能を適用したソーシャルアプリなどを展開して、ユーザー獲得とエコシステムの拡大を図ります。これらの計画が成功されば、Hana NetworkはWeb3領域における重要なプレーヤーとしてもう一つの大きな足跡を残すことでしょう。
私たちは、今回のHana Networkの上場がもたらす新たな可能性やインパクトに非常に期待しています。これからの展開に注目が集まる中、Pacific Metaは引き続きHana Networkを全力で支援し、成長を見守っていきたいと思います。