新たな街区開発「星が丘ボウル跡地プロジェクト」
名古屋市千種区で進行中の「星が丘ボウル跡地プロジェクト」は、地域の新たな文教エリアを形成することを目指しています。東山遊園が主導するこのプロジェクトでは、商業や学びを融合した複合施設が計画されています。
プロジェクトの概要
本プロジェクトは、2027年春の開業を目指し、一期工区と二期工区に分かれて進められています。一期工区では、星が丘テラスの増床を含む複合ビルが建設され、ここには話題の「星が丘 蔦屋書店(仮称)」や新設される名古屋市直営の図書館が設けられる予定です。これにより、文教地区にふさわしい新たな出会いや発見ができる場所が誕生します。
星が丘 蔦屋書店(仮称)
「星が丘 蔦屋書店」では、多様な知識と経験を持つコンシェルジュが書籍や雑貨を通じて文化的な提案を行い、地域のコミュニティに新たなライフスタイルを提供します。この書店は、単なる本屋ではなく、多彩なイベントや展示を通じて訪れる人々が繋がり合う空間になることを目指しています。
名古屋市新図書館(仮称)
新図書館は、従来の図書館とは異なり、訪れる人々が自由にくつろいだり学んだりできる空間を提供します。多様な利用形態を持つこの図書館は、地域の情報発信基地としても機能する予定です。
二期工区の計画
二期工区では、住宅棟やさらなる商業施設の開発計画が進行中です。特に注目されるのは、東急不動産と名鉄都市開発が共同で開発する定期借地権付分譲マンション「BRANZ(ブランズ)」です。このマンションは、地域の住環境を生物多様性に配慮したものとし、「持続可能な社会への貢献」をコンセプトにしています。
開発コンセプト「New nature, new me」
このプロジェクトの開発コンセプトは「New nature, new me」。自然とともに成長し、新しい出会いや発見を通じて自己実現につながる街づくりを目指します。これに基づき、様々な植物と共に豊かな風景を模索し、参加するコミュニティ全体を包み込む環境を築いていくことが意図されています。
建築デザインとランドスケープ
ランドスケープデザインは「エスエフジー・ランドスケープアーキテクツ」が手掛け、街の特色を最大限に活かした緑豊かな環境づくりが行われます。また、インテリアデザインには「クライン・ダイサム・アーキテクツ」が関わり、心が動かされる瞬間を提供します。
東山遊園グループのビジョン
星が丘エリアが持つ固有の魅力を最大限に発揮し、新たな価値を創出するため、東山遊園株式会社を中心とする星が丘グループは地域貢献に努めています。文教や商業、住宅が調和した環境を提供し、訪れるすべての人々に新しい発見と温かな交流の場を提供することを目指します。
この「星が丘ボウル跡地プロジェクト」は、名古屋市に新たな息吹をもたらす重要な取り組みとなるでしょう。地域に愛される新しい街の形成を期待しています。