レゾナックが色覚多様性者の課題解決に向けたアイデアソンを開催!
株式会社レゾナックは、色覚多様性者(色弱者)が日常生活で感じる課題の解決に向けて、アイデアソンワークショップを開催します。
このイベントは、レゾナックの研究拠点「共創の舞台」で行われ、色覚多様性者を含む様々な参加者が集まり、課題解決のためのアイデアを出し合います。
イベントの背景
主催者は、生まれつき色覚に違いを持つD型色覚であり、自身が経験してきた困難から、色覚多様性者向けのソリューションが不足していると感じています。
レゾナックは、「化学の力で社会を変える」という理念のもと、化学技術で社会課題の解決を目指しています。色覚の問題も、化学技術で解決できる可能性があると考え、今回のアイデアソンを開催しました。
イベントの内容
参加者は、いくつかのチームに分かれ、色覚多様性者が日常生活で感じる課題について理解を深め、解決策を考えます。
アイデアソンでは、以下の点が重要となります。
色覚多様性者が抱える課題を深く理解する
多様な視点から課題解決策を検討する
具体的なアイデアを提案する
アイデアソンで生まれたアイデアは、審査員から評価を受け、今後の研究開発に繋げられます。
参加対象
色覚多様性の課題に関心のある方
色に関係する仕事や活動をしている方
ピアサポーターのような支援活動をしている方
エンジニア、デザイナー、プランナーなどプロダクト開発に関わる方
学生、社会人など、どなたでも
イベント概要
テーマ: 色覚多様性者が日常生活で感じる課題(仮)
日時: 2024年7月22日(月)13:30-17:00(13:00受付開始)
場所: 株式会社レゾナック 共創の舞台 複合棟5F(神奈川県横浜市神奈川区恵比須町8)
内容: チームに分かれて課題解決アイデアを出し合い、審査員からフィードバックを受ける
審査員:
伊賀 公一氏(NPO法人 カラーユニバーサルデザイン機構 副理事長)
林 千晶氏(株式会社 Q0 代表取締役社長)
野口 靖氏(東京工芸大学 芸術学部 インタラクティブメディア学科 教授)
参加費: 無料
申し込み方法
応募期間: 2024年6月26日(水)~7月19日(金)
募集人数: 30人
申し込みフォーム:
https://forms.office.com/r/5jCspMaqpA
レゾナックについて
レゾナックは、半導体・電子材料、モビリティ、イノベーション材料、ケミカルなど、幅広い素材・先端材料テクノロジーを持つ化学会社です。
「共創型化学会社」として、社会との連携を通じて持続可能な成長を目指しています。
共創の舞台について
「共創の舞台」は、レゾナックの研究拠点であり、将来の事業創出につながる長期的な研究開発を推進しています。
イベントに関する問い合わせ
株式会社レゾナック
レゾナックのウェブサイト
https://www.resonac.com/jp/
色覚多様性への理解を深め、共に課題解決を目指しましょう!
レゾナックのアイデアソン、色覚多様性への新たな取り組み
レゾナックが開催する色覚多様性者向けのアイデアソンは、化学技術で社会課題を解決しようとする同社の姿勢を表す、非常に興味深い取り組みです。
色覚多様性は、日常生活における様々な場面で困難を生み出す可能性があります。例えば、交通信号の色判別や、ファッションの色選び、芸術作品鑑賞など、色を正確に認識することが求められる場面では、色覚に違いを持つ人々は苦労するケースがあります。
レゾナックは、化学の専門知識を活かして、色覚に関する問題の解決に取り組んでいます。今回のアイデアソンは、単に課題を認識するだけでなく、多様な参加者と協力して、具体的な解決策を生み出すことを目指しています。
参加者には、エンジニア、デザイナー、プランナー、学生など、様々なバックグラウンドを持つ人々が含まれます。この多様性こそが、革新的なアイデアを生み出す力となります。
アイデアソンで生まれるアイデアは、レゾナックの今後の研究開発に役立てられるだけでなく、社会全体の色覚に関する意識改革にも繋がる可能性があります。
今回のイベントは、色覚多様性に対する理解を深め、社会全体でインクルーシブな環境を構築していくための重要な一歩となるでしょう。
レゾナックの取り組みは、化学技術が社会課題の解決に貢献できることを示す、素晴らしい例です。今後、同社が色覚に関する研究開発をどのように進めていくのか、注目していきたいです。