小田原市がアニメ『MFゴースト』とコラボしたふるさと納税プロジェクト
神奈川県小田原市では、人気テレビアニメ『MFゴースト』とのタイアップによるふるさと納税を利用したガバメントクラウドファンディング(GCF)プロジェクトが注目を集めています。この取り組みは、12月1日からスタートし、開始からわずか15日間で100万円という目標金額を達成しました。そのスピード感は前回のプロジェクトと比較しても格段に向上しており、市民からの関心と応援が際立っています。現在、さらなる支援を受けるためのネクストゴールを300万円に設定し、新たな挑戦を続けています。
GCF限定の特別返礼品
今回のGCFでは、支援いただいた方に特別な返礼品を提供します。中でも注目のアイテムが、アニメのテーマにちなんだ「『MFゴースト』×ODAWARA コラボ クラフトコーラ(340ml×6本)」です。この限定商品は、企画に特化したGCF専用のデザインラベルが施されており、わずか200セットしか市場に出回りません。市内にある「薬膳喫茶KURA」のオリジナルクラフトコーラを使用しており、小豆や黒豆、ハトムギを丁寧に煮出したこの商品は、香り豊かで身体に優しい味わいになっています。さらに、通常の返礼品選択や返礼品なしの寄付も可能です。
アニメ『MFゴースト』と小田原の絆
アニメ『MFゴースト』は、小田原市の実在する風景を描いた作品として、ファンからの人気が高いです。作中に登場する海沿いの道路や街並みは、そのまま本市の魅力を示しており、全国からのファンが訪れる“聖地”として知られています。東京都での第1期の放送を契機に、地域振興のためのタイアップ事業がスタートしました。続く第2期では、前回のGCFが345%の目標を達成し、約21,000人の観光客を誘致した実績もあるのです。この成果は、令和5年度の「ふるさとチョイスアワード2024」でチョイスルーキー部門の大賞として評価されています。
注目すべきは、2026年1月からはファン待望の第3期放送も予定されていることです。これに合わせて、地域の調和をさらに高める施策として、デジタルスタンプラリーの実施や、市内事業者とのコラボ商品開発支援といった新しいプロジェクトが企画されています。
GCFの実施概要
- - 実施期間: 12月1日 ~ 令和8年2月28日(90日間)
- - 目標金額: 100万円(達成済み)
- - ネクストゴール: 300万円
- - 返礼品: 『MFゴースト』×ODAWARA コラボ商品 クラフトコーラ6本セット(限定200セット)
- - 返礼品事業者: (株)エリアコンシェル
ガバメントクラウドファンディング(GCF)とは
GCFは、地方自治体が抱える課題を解決するための仕組みで、具体的なプロジェクトに対して寄付を募る将来を見据えたふるさと納税の新たな形です。小田原市は、この進化した寄付制度を活用して地域振興に努めています。
お問い合わせ
小田原市企画部企画政策課(0465-33-1661)