電通総研テクノロジー
2025-03-24 15:54:31

電通総研が2社を統合しテクノロジー事業を強化へ

電通総研が子会社2社を統合し新たな時代へ



株式会社電通総研(東京都港区)は、子会社である電通総研セキュアソリューションと電通総研ITを統合し、2026年1月1日より「株式会社電通総研テクノロジー」に商号を変更することを発表しました。この統合は、同社グループのシステムインテグレーション事業を強化し、継続的な成長を目指すための重要なステップです。

統合の背景と狙い



電通総研グループは、長期経営ビジョン「Vision 2030」に基づき、多様な人材と技術を活かして、売上高3,000億円を目指しており、今回の統合はその一環として位置付けられています。特に、電通総研セキュアソリューションが持つITインフラの設計・構築に関する実績と、電通総研ITが提供してきたシステム構築の高い技術力を融合させることで、システムインテグレーション事業を一層発展させることが目標です。

この統合によって、急速に進化する生成AIなどの先端技術や、IT人材の不足といった環境の変化に迅速に適応できる強固なソリューションを開発・提供する体制を整え、グループとしてのシナジーを拡大することを狙っています。

新会社の概要



「株式会社電通総研テクノロジー」は、統合後の会社として、以下のような基本情報を持つことになります。

  • - 商号: 株式会社電通総研テクノロジー
  • - 本社所在地: 東京都港区港南2-17-1
  • - 資本金: 3億円
  • - 従業員数: 約1,200名
  • - 事業内容: システム開発、インフラ構築と導入支援、システム運用・保守、カスタマーサービスなど。

新会社の代表者には、既存の両社の社長を務めた中川雅昭氏が予定されています。

先進技術の活用へ



電通総研のビジョンには「HUMANOLOGY for the future—人とテクノロジーで、その先をつくる。」が掲げられています。これに沿って、テクノロジーの進化とともに、企業や社会の変革を実現するための取り組みが進められています。特に、X Innovation(クロスイノベーション)を推進することで、多様な領域での新しい価値を創造し続けることが期待されており、今回の統合もそれを加速させるものとのことです。

まとめ



電通総研のこの大胆な統合は、テクノロジーを利用したより良い社会の実現を目指す中で、重要な転機となるでしょう。企業同士の強みを結集し、変化するビジネス環境に柔軟に対応できる体制を築くことで、さらなる可能性を切り拓いています。新会社の発展に大いに期待が寄せられるところです。


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会社情報

会社名
株式会社電通総研
住所
東京都港区港南2−17−1
電話番号
03-6713-6100

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